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桐谷さん選!2014年注目銘柄は?

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株主優待券で生活をする異色のライフスタイルで注目をされる元棋士・桐谷広人さん。『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)への出演で人気を集めるほか、今年の9月には『桐谷さんの株主優待生活』(KADOKAWA 角川書店)を刊行した。そんな桐谷さんに、2014年の株式市場を予想してもらうとともに、気になる銘柄を教えてもらった。

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――2013年も終わりに近づいてきました。2014年はNISA(少額投資非課税制度)のスタートや消費税増税を控えていますが、最も株式市場に影響を与えそうなことは?

NISAは、年間100万円までの取引なら株で儲けても税金がかからないうえに、配当にも税金がかからないというお得な制度です。NISAをきっかけに投資をする初心者が増えて、株式市場に好影響をもたらすのではないでしょうか。ただ、消費税増税もあるので、どちらの影響が強いかは、今の段階では何とも言えないというのが正直なところです。

――そんななかで、桐谷さんはどんな株式取引を行う予定ですか?

これまでと変わらず“割安な株を買っていく”ことに尽きますね。アベノミクスで株価が上がったので、この1年間でかなり売ったんです。だから現金は結構あるのですが、僕は売った値段より高くは買い戻さない主義。もし安くなれば、買い戻したい銘柄はたくさんあります。売ったけれども、さらに上がった株を追いかけて買うと、だいたい失敗するんです。だから、売った値段を覚えておいて、売った値段より安くなれば買い戻そうと思っています。

――いわゆる“損切り”のようなことは、あまり考えない?

当たり前のことなのですが、買ったときより高くなったら売る、売ったときより安くなれば買い戻す、というルールを守っていれば、時間はかかっても結局儲かることになります。だから、私の流儀は「我慢すること」。もちろん、1年で株価が100倍近く高騰して、すぐに下がってしまう…というケースでは損切りしなければならないでしょう。でも、株主優待と配当利回りがいい株を選べば、下がっても我慢することができる。少しくらい値下がりしても我慢できる銘柄を選ぶのが大切なんです。

――お気に入りの優待がついている銘柄には、どんなものがありますか?

そうですね。今だと「松竹」(1000株《90万8000円》で映画優待が半年に8枚相当、株価と優待内容は12月24日時点、以下同)や「東急レクリエーション」(1000株《59万4000円》で半年に18ポイント。映画は1回1~2ポイント、ボーウリングは1ポイントで2ゲーム)、「武蔵野興業」(1000株《17万8000円》で半年に映画優待券12枚)、「東京楽天地」(1000株《47万0000円》で映画優待券年間3枚相当)など映画関連の会社は売れません。例えば東急レクリエーションの優待券で、木場のイトーヨーカドーの中にあるシネコンに映画を観に行くのですが、周辺には公園や海があり、お散歩するのに最適。木場には「グルメ杵屋」(1000株《68万4000円》で1万円相当の食事券を年2回)の株主優待券が使える蕎麦屋「そじ坊」もあるし、映画の半券があるとアイスクリームがもらえたりもするんです。そうして1日楽しむことができるのですが、映画の優待券がなければ木場に行くこともなくなってしまう。つまり、ただ「映画を観る」以上の付加価値を感じているんです。

――株主優待を期待して、最近買った株はありますか?

先日は「東京會舘」(1000株《32万3000円》で食事券年間1枚)の株を買い戻しました。リーマン・ショックのときにお金に困って、50万円くらいで売ってしまったのですが、35万円ほどになっていたのでやっと買い戻せた、という感じ。配当は多くないのですが、年に1度食事券がもらえるんです。その食事券を使って、有楽町駅のそばにある交通会館の「銀座スカイラウンジ」というレストランで食事をするのが楽しみなんですよ。

――「優待が受けられる」以外で、銘柄を選ぶコツはありますか?

やはり「日本を代表する企業」を選ぶことだと思います。資金力がないと手が出ない、と考えがちですが、10年前に比べると今は「ソニー」(100株《18万400円》)や「パナソニック」(100株《11万9500円》)、「シャープ」(1000株《32万3000円》)などの株価が下がっている。自分としては、いくら赤字になっても、無配当になっても、優秀な人材を多く抱えているのだから、きっとどこかでがんばって復活させてくれると信じ、長い目で見て買い増しています。

――なるべくリスクに強そうな、長年の実績がある企業を選ぶ、ということでしょうか。

そうですね。私が株を始めたころはブラックマンデー(1987年に起こった株価大暴落)があり、90年にはバブルが弾けて、97年には山一證券が潰れて大変なことになり、その後はITバブルが弾けて、サブプライムローン問題でまた株価が暴落し…と、大きな損失を出してしまうこともありました。今は株価が好調ですが、常に何が起こるかわからない、という状況ではあるんです。だから、高値で売買を繰り返したり、信用取引をしたりという、危ない橋はもう渡らないようにしています。当たり前のことですが、株は儲かる可能性もあるけれど、暴落して頭を抱える可能性もある、ということをちゃんと意識しておかなければいけない。少し前までは「株式売買依存症」のような感じでしたが、最近では余計な取引をせず、安定した生活をすることができるようになりました。

――大変な人気ですが、来年以降の目標はありますか?

取材を受ける中で「今後の芸能活動は?」と聞かれたり、事務所に誘われたりすることもあるのですが、私は芸があるわけでもなく、ただ優待券を駆使して生活しているのがおもしろがられているだけなので、タレントになる気はありません。一時は1億円にも上っていた損失を取り戻すことができたし、配当と優待でふたりくらいなら食べていけるようになったので、できれば結婚して、穏やかで楽しい毎日を送りたいですね(笑)。

(西田友紀/blueprint)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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