東芝、2つのCMOSセンサーを内蔵し、撮影後でもピントの合わせ直しが可能なスマートフォン・タブレット用カメラモジュールを開発

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東芝は12月20日、2つのCMOSイメージセンサーを内蔵することで撮影後のリフォーカスなどを可能にするスマートフォン・タブレット向けのカメラモジュール「TCM9518MD」を開発し、2014年1月31日よりサンプル出荷を開始すると発表しました。TCM9518MDは、1/4インチ500万画素のCMOSイメージセンサーを2個を内蔵したカメラモジュールです。適用対象はスマートフォンやタブレットなどの機器。デュアルカメラですが、3D撮影をサポートしているという説明は記載されていません。TCM9518MDでは、2つのカメラで被写体を撮影する際に、内蔵された独自LSIで被写体との距離を同時に計測して記録します。この情報をTCM9518MD搭載端末側のアプリで処理することで、撮影後に被写体のピントを合わせ直したり、ぼかしを入れたり、不要な物体を消去するなどの加工を行うことが可能になるとのことです。せっかく撮影したあの娘とのツーショット写真を実際に見るとボケている・・・といった場合でも、このカメラを搭載した端末であれば後からピントを合わせ直して見れるものにすることも可能になると思います。また、TCM9518MDでは2つのカメラで撮影した写真の画像データを基に1,300万画素の画像にスケールアップすることや、レンズの移動無しでズームすることも可能。TOM9518WDのCMOSイメージセンサーは通常のスマートフォン用のものに比べて薄型なので、端末の薄型化にも寄与するとのことです。TOM9518MDのモジュールサイズは18.0 × 12.0 × 4.65 mm。画素サイズは1.4μm(スマートフォン用CMOSイメージの中ではよく採用されているサイズです)。Source : 東芝



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