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ネットダフ屋=OK論に賛否の声

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先日、11年ぶりとなる来日公演を行ったポール・マッカトニーのコンサートのチケットに、ネットオークションで40万円という値が付けられて話題となったが、産経新聞がそうした行為をする“ネットダフ屋”について賛成する経済評論家と反対する弁護士の意見を掲載し、話題となっている。

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もともとコンサート会場やスポーツ競技場の周辺で、チケットをさばいていたダフ屋行為だが、ネットオークションが生まれたことにより、多くの人が簡単に参入することが可能になった。現在のヤフオクの出品状況を見てみると、ジャニーズやKAT-TUN、浜崎あゆみ、さだまさしなどのカウントダウンコンサートのチケットが出品されており、いずれも定価以上の価格が設定されている。そもそもダフ屋行為は迷惑防止条例に違反しており、ジャニーズ事務所など、チケットの転売禁止を明言しているケースもあり、違法性が話題になることが多い。

このようなチケットの転売に関しては批判的な声もあるが、経済評論家の山崎 元氏は、こうしたネットダフ屋を全面的に肯定する。山崎氏は、

「チケットをいったん買って別の人に売るという行為の中に、被害者はいない」

といったことを理由にあげ、“正式なダフ屋”を開くことを提案。

「いつでもチケットを売買できる2次市場的サービスには需要がある」
「チケットはむしろ最初からオークションで売ればいい」
「効率的な2次市場のシステムができれば、古典的ダフ屋はおのずから減り、反社会的勢力に資金が流れることもなくなる」

と、ネットダフ屋の有効性を説いている。

記事には反対に「ネットダフ屋の規制を強化すべき」と唱える紀藤正樹弁護士の意見も併記されており、

「ダフ屋がチケットを買い占めるから、本当に見に行きたい人が入手しにくくなってしまう」
「供給が限られたものを買い占め、値段をつり上げる行為を公認することはありえない」

と、山崎氏の意見とは真っ向対立している。

ネットで話題となっているのは圧倒的に山崎氏の意見だ。ツイッターユーザーの書き込みを見てみると、

「山崎氏の言い分の方が圧倒的に論理的」
「最初からオークション形式にする方法には大いに賛成ですな」
「たしかに、ダフ屋が横行するほど人気なら、もっと値段を上げれば良いのに」

と、山崎氏の提案に賛同する声もあるが、

「容認する人もいるのか。ううむ」
「そもそも定価で買えないという時点で『被害』だよね。全く興味の無い第三者が一度買って高額で売りつけてるわけだから」
「金持ちしか良席をゲットできないなんて、私は反対です」

など、批判的な意見も多数登場。また、

「典型的な経済学者と弁護士の論争ですね」
「経済評論家が効率を弁護士が公平を求める立場かな?」

など、経済学者と弁護士の意見が正反対に分かれたことに注目する人も多かったようだ。
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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