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ジブリ最新作が海外ではR指定に?

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11月23日に公開されたジブリ映画『かぐや姫の物語』について、乳房や裸身が登場することを理由に、海外での上映を危ぶむ声が登場し、ネットで話題になっている。

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『かぐや姫の物語』は、竹の中から生まれた少女・かぐや姫が、美しい少女として育ち、満月の夜に使者とともに月に帰る──という、日本人なら誰もが知るかぐや姫の物語を映画化した作品。ジブリスタジオが8年の製作期間と50億円の製作費を掛けたこの作品は、『火垂るの墓』『おもひでぽろぽろ』などを手がけた高畑勲氏が監督を務めており、映画音楽に久石譲が、さらに声優には故・地井武男が起用され、話題となっている。

同作について、海外上映への危惧を示したのは、作家・ジャーナリストの冷泉彰彦氏だ。「ニューズウィーク日本版」に掲載されたコラムで冷泉氏は、作品の出来については「大傑作」「長い時間を越えて残っていく価値がある、それぐらいの作品」と断った上で、作中に登場する「授乳シーンの乳房」「半裸の赤ん坊や幼児」や「全裸の少女が水に飛び込むシーン」などを問題視。こうしたシーンについて、

「イスラム圏では上映に大きな制約がつく」
「米国の場合ですと、(中略)現在のバージョンでは全く無理」

と述べ、全世界で上映できるバージョンを製作し、「それを唯一のオリジナル」とすることを提案している。

この意見は、ネットユーザーの間でも話題となっている。冷泉氏がコラムを発表した「ニューズウィーク日本版」の記事は、およそ1000人のツイッターユ-ザーが引用しているが、

「この点についてはよく考えるべきことではあると思う」
「苦言はその通りだ。世界配給の際にはどうなるんだろう?」

と、一定の理解を示す声があがる一方、

「彼の苦言を受け入れた場合、この作品の魅力は死んでしまう」
「海外に迎合して表現の豊かさを捨てるの?」

など、否定的な見解も多数登場している。

スタジオジブリはこれまで、『平成狸合戦ぽんぽこ』がアカデミー賞外国語映画部門の日本選出代表に選ばれ、『千と千尋の神隠し』がベルリン国際映画祭金熊賞とアカデミー賞長編アニメーション部門を受賞するなど、海外でも高い評価を受けてきた。しかし、ジブリは「まず日本を対象に一所懸命作品を作り、海外はその後で考えるという方針」(スタジオジブリ公式サイト内「スタジオジブリの歴史」より)と述べており、冷泉氏の指摘が、今後の作品作りに影響をあたえる可能性は低そうだ。
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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