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「マラカナンスタジアム」に忍び寄る危機

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ブラジル・リオデジャネイロにある「マラカナンスタジアム」は、2014年サッカーW杯の決勝戦の開催が予定されている世界最大規模のサッカー専用競技場。今年4月27日に2年9カ月におよぶ改修工事を終えている。両手を広げるキリスト像によって見守られているようにも見えるが…実はこの競技場がブラジル国民の物議の対象となっている。

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W杯の組み合わせ抽選会を前に、11月5日、同競技場で開かれるはずだった国際サッカー会議「サッカーレックス・グローバル・カンファレンス」が急きょ中止になった。その理由は様々だが、主に、マラカナンスタジアム周辺の治安維持の問題やリオデジャネイロ州政府の財政の問題、といわれている。

ブラジルでは、今年6月に行われた「コンフェデレーションズカップ」の最中も100万人を超える反対活動がおこり、ブラジル国民は、W杯の開催より医療、教育など社会サービスの充実を求めているという。

2014年W杯の開催は来年の6月に迫ってきているにもかかわらず、穏やかではない状況が続く。1950年の第4回W杯決勝で「マラカナンの悲劇」と呼ばれる因縁が残るのがこのスタジアム。屈辱を晴らすためにも開幕にこぎつけたいはずだが、はたして無事開催することは可能なのだろうか。
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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