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「改修工事中」の世界の人気観光地

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先日、アメリカで議会紛糾の影響による公共機関閉鎖の一環として、「自由の女神」など有名観光スポットもクローズになるということがあった。一生に一度かもしれない観光地への旅行で、運悪くお目当てのスポットを見学できない…なんて痛恨の一言。そこで、今、世界でどんな場所が改修・修復工事によって観光ができないかを調べてみた。

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●コロッセオ(イタリア・ローマ)
最近、大規模な修復工事を開始し、終了予定は2015年の半ば。ただ、すべてを覆いつくす工事ではないのでご安心を。南北の外壁、内部回廊、地下と分割して行われるため「全面見学不可」ではない。ただ、“お目当ての場所が見られない”“工事のシートなどが張られている”といった可能性はあるので、どうしても見たい場所がある人は事前にチェックしてからの方がいいかも。そのほか、同じイタリアでは世界遺産「トリノの王宮」も見学ルートの一部が見学不可。ただ目玉である「ハサミの階段」の見学には影響がない模様。

●ノートルダム・デ・ドン大聖堂(フランス・アヴィニョン)
一方、現在、完全に見学不可なのがここ。改修工事により再開時期は未定。工事自体は2年間ほどの予定とのこと。

●ヘルダー教会(ドイツ・ワイマール)
「古典主義の都ワイマール」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録されている名所だが、工事を理由に見学不可。ここは教会そのものというよりも、観光のハイライトともいうべき教会内にある絵画「クラーナハの祭壇画」が見られないのが残念。再開時期は未定。工事は数カ月間の見込みだ。

と、調べてみると見学不可のスポットはちょこちょこある。ただ、イタリアやギリシャなど、歴史の古い国の遺跡などは、現存するのが奇跡といえるものも少なくない。よってもはや年がら年中、どこかを修復工事をしている状態の遺跡もある。有名なのがアテネ(ギリシャ)のパルテノン神殿。少なく見積もってもこの10年、ずっと工事しっぱなし。美しい建築写真を撮ろうにも、工事の足場などで覆われている状態が続いていた。先日、おおがかりな足場を組む工事がいったん終了というニュースもあったが、工事自体はまだまだ継続の見込みだ。ちなみに筆者が4年前に訪れた時は、それを逆手にとったのか、現地では「工事の作業員とパルテノン神殿」のような写真作品のポストカードも売っていた。ヤケクソ気味なのかもしれない。

そんななか、ちょっと注目したいのが日本の世界遺産「姫路城」。姫路城は2009年から50年に一度の大規模修復工事中。現在、「白鷺城」と呼ばれる美しい城の天守閣は、すっぽりとシートに包まれてしまっている。工事終了は2015年4月の予定だ。が、なんと姫路城はこの修復工事を「見学対象」とし、「姫路城大天守修理見学施設・天空の白鷺」という施設を新たに設け、「修復の様子、今だけの姫路城を見よう」と観光客を募っている。観光的にマイナスなはずの修復工事を、逆に「ウリ」にしてしまうとは、なんたるたくましさ! ちなみにこの「天空の白鷺」は2014年1月15日で閉館。修復工事を見学したい人は急げ!
(長谷川一秀)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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