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大迫力! 灘の秋祭り名物「練り合わせ」

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約2トンもある屋台を担ぎ上げ、太鼓の音に合わせ「エーンヤー、ヨッソエ!」の大きな掛け声とともに力いっぱいゆすり合う。これは戦国の歴史にゆかりのある地、姫路市松原八幡神社で10月に開催された灘の秋祭りの様子だ。写真は「練り合わせ」という催しで、屋台と屋台をぎりぎりまで近づけ、互いの派手さや上手さを競い合う。担ぐことを“練る”と表現し、屋台を担いで運行することを「屋台練り」という。1台の屋台をおおよそ80~90人の人数で、担ぎ上げる。

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灘の秋祭りの屋台のルーツはいまから約540年前。当時の播磨の戦国大名、赤松政則が応仁の乱で焼失した松原神社の社殿を再建し、米200俵を寄付したところ、喜んだ神社の氏子たちが米俵を御旅山の山頂まで担ぎ運んだという。この時、運ぶために使った木製の台が屋台の始まりだといわれており、祭りの終盤では屋台が御旅山の山頂をめざし急な坂道を登っていく。

一方、みこしの屋根と屋根を、ぶつけ合う激しいイベントもある。それが「みこし合わせ」と呼ばれる魅力あふれる催しで、船が波に揺られてぶつかりあう様子を表現したといわれている。灘の秋祭りが「けんか祭り」とも呼ばれる理由は、みこしをぶつけ合うその迫力ある様子からきているのだとか。みこしが壊れれば壊れるほど神の意志にかなうとされているのだ。

地元の人だけでなく、多くの観光客も楽しみに待つ灘の秋祭り。今年の開催は、約5万人の人出でにぎわったという。
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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