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秋に多くなる脂漏性皮膚炎とは?

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秋から冬にかけて、お肌の乾燥が気になりはじめます。この季節になると「脂漏性皮膚炎」という皮膚病が増えてくることをご存じでしょうか。脂が漏れるという字面を見ただけで、なんだかイヤな感じですが…。

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「脂漏性皮膚炎は湿度が下がり空気が乾燥しはじめる秋から、患者さんが増える傾向にあります。中高年の男性の患者さんが多いものの、20~30代の人も珍しくありません。頭や顔の肌がカサカサになってかゆみや炎症が出る病気で、患者さんによっては、脇の下やそけい部(足の付け根)、胸などに症状が出る場合もあります」(虎の門病院皮膚科部長・林伸和先生)

秋から患者が増えるのは、空気の乾燥や寒さによる肌荒れで皮膚科を受診する人が増えることで、潜在的な脂漏性皮膚炎が見つかるケースがあるからなんだそう。頭皮の場合はフケが多く出ると脂漏性皮膚炎の疑いがあり、顔の場合は額のTゾーンや小鼻など、ニキビができる部分に症状が出やすいといいます。

「主な原因は『マラセチア』の増殖によるものです。マラセチアは誰の皮膚にも存在している常在菌で、積極的に悪さをする菌ではありません。しかし、空気の乾燥や寒さで肌が刺激されると皮脂が過剰分泌されるため、皮脂を栄養源に生きているマラセチアがその部位で異常増殖し、その反応としてかゆみや炎症が出てくるのです」(同)

皮脂の分泌は男性ホルモンと関係しているので、不規則な生活でホルモンバランスが崩れた場合にも、脂漏性皮膚炎になりやすいのだそう。

「通常はステロイドの塗り薬を1~2週間使えれば、炎症やかゆみは治まります。ただし、脂漏性皮膚炎は再発しやすいので、マラセチアを殺す抗真菌剤の塗り薬や、抗真菌成分が入ったシャンプーを継続して使用することをおすすめしています」(同)

予防法については、こまめに洗顔や洗髪をして、頭皮や皮膚をとにかく清潔に保つことが一番なんだとか。

「規則正しい生活を送ること、ビタミンB郡が多く含まれている食品を摂るなど、食生活に気を使うことも大切です。そうすればホルモンの分泌も正常になりますから、結果的に脂漏性皮膚炎にかかりにくくなります。ただし、脂漏性皮膚炎は全身に炎症が出る尋常性乾癬という病気と症状が似ていますから、肌のかゆみやフケが多く出る場合は放っておかずに皮膚科で診断を受けてください」(同)

過剰に心配する病気ではないものの、症状がひどくなると髪の毛が抜けてしまうこともあるのだとか。疑わしい場合は早めに皮膚科で相談してみましょう!
(成田敏史/verb)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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