ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

“弁当男子”が社会を変える!?

DATE:
  • ガジェット通信を≫

平日のランチはコンビニの弁当、夕食は会社帰りに外食でカンタンに…。忙しいR25世代の日々の食事スタイルには、そんなイメージを持っている人も少なくないのでは? しかし、調べてみると、現実はかなり異なっているようです。

【画像や図表を見る】

20代・30代の一人暮らしの男女を対象にM1・F1総研が実施した料理の実態調査によると、平日の朝食は、「自宅で自分で作ったものを食べる」という人が男女平均で53.4%となり最多。男性だけでも45.2%と、実に半数近くの人が自炊していることがわかりました。さらに平日の夕食に至っては、70.2%の男女が、「主に自宅で作ったものを食べる」と回答。男性に限定しても、62.8%が「自宅で自炊」派であることが判明しました。どうやら自炊派の若者は、想像以上に多い様子。

また、平日の昼食についてもおどろくべき結果が。平日の昼食を「自分でお弁当を作っていく」という人は男女平均で33.2%で、女性が53.2%と高率ですが、男性も13.2%存在。実に10人に1人が自作の弁当を持っていく「弁当男子」であることが分かります。なお、この「弁当男子」のイメージを聞くと「尊敬する」(81.4%)、「モテそうだと思う」(53.6%)と高評価。特に女性に好イメージを持たれており、「弁当男子」はこれからのモテスタイルかもしれません。

さて、R25世代にとって料理や自炊が身近なものになるに連れ、彼らの“食”に対する意識にも変化が生じているようです。料理を始めてから変わったことについて聞いてみると、「季節の旬の食材が分かるようになった」(56.6%)、「国産の食品を意識して食べたり購入するようになった」(54.5%)など、旬や国産品への意識が高まりを見せており、男女とも料理をする頻度が高い人ほど、男性は特に「弁当男子」ほど、その傾向が顕著に。

しかし、“食”に対する意識の高まりは同時に、“食の安全”や“日本の農業”に対する不安も生み出している様子。「食の安全性に不安を感じる」という人は58.2%、「日本の農業の将来について不安を感じる」という人は78.2%に上りました。後者の理由としては、「食糧自給率の低迷」(71.9%)が挙げられています。

では、こうした状況を受け、彼らは具体的に何かアクションを起こしているのでしょうか? 食料自給率向上のため、実際にどのような行動をとっているか聞いてみたところ、「国産の穀物を優先する」(33.8%)、「地産地消を心がける」(28.4%)など、「特になし」(34.8%)を除いた、65.2%の人が、何らかの行動を起こしていることが判明しました。これも料理をする頻度が高い人ほど、男性は特に「弁当男子」ほど、行動率は高いです。

「自炊男子」などの著作で知られる九州大学の佐藤剛史先生は、「喜ばしい調査結果。意識の高い自炊男子、特に弁当男子は自給率向上のための行動率も高く、日本の農業の将来を救う存在になるかもしれません」とコメント。意外と高いR25世代の“食”意識は、これからの社会を少しずつ変えていくのかもしれませんね。これまで自分の食生活を省みたことがなかったという人は、一度しっかり考えてみてはいかがでしょうか。
(R25編集部)

“弁当男子”が社会を変える!?はコチラ

※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、web R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

カテゴリー : 未分類 タグ :
R25の記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP