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佐藤秀峰さんの新事務所に遊びに行って「これからの事」も聞いてみた

―― スタジオ作品、お金の部分はどうするんですか。

佐藤: 売れたら、本人たちから数パーセントいただこうかと。中抜きでやっていくイメージです(笑)。

制作費については会社から出していますが、基本的にスタジオで作る作品は会社の活動とは別です。(スタジオ作品の)制作中でも「会社を辞めるな」とか「独立するな」とは言いません。デビューは自由ですので。そこは著作権を持っている作家として作りかけの作品をよろしくね、という感じですね。

※関連: なぜ僕は事務所を移転する必要があるのか?
http://ch.nicovideo.jp/shuhosato/blomaga/ar278259 [リンク]

“リアディゾンのポスター”に悩んだ過去とフリーアドレス化の試み

―― オフィス全体としてはまだ、レイアウトはまだ完成していないんですか

佐藤: まだ途中ですね。もうすこし家具とか増える予定です。

スタッフスペース

―― 秀峰さんの机の逆サイドにあるこちらの机はどなたのですか

佐藤: あ、それは佐藤智美さん(元奥さん)の机です。真ん中のテレビで子供がゲームしたり。

二つのデスク テレビ

―― オフィスではご一緒されてるのですね。スタッフのみなさんの作業環境は変わりましたか?

佐藤: 1人に1個、ロッカーを割り当てて、作業が終わったら私物は全てしまって、机の上はキレイにして帰る、というルールにしました。

今度新しいMacBook出たらデスクトップは処分して、液晶タブレットにノートつないで作業する体制にしようかなと。どの場所に座って作業しても良い、という風にしようと思います。

スタッフをのぞむ

―― フリーアドレス(※)ですね。ちなみにうちの会社でも最近、一部フリーアドレスにしたんですが、反応は様々でした。

※社員・作業者が固定の机をもたず、どの席に座っても良いようにするオフィススタイル

佐藤: 経営者側はそうしたい、って思いはあるんですよね。
(固定の机だと)どうしてもみんな、自分の机にマーキングしたがるんですよね。前に自分の机の脇にリアディゾンのポスターを貼ったスタッフが居たんです。他にも写真や、自分の描いた絵を貼ったりするスタッフも出てきて。

僕、そのリアディゾンのポスターがずーっと気になって気になって。「なんて注意しよう……」って数週間悩んだんです(苦笑)。

―― 数週間、って長いですね。

佐藤: ある日、スタッフが休みの日に、そのリアディゾンのポスターを僕がベリッとはがして捨ててしまって。

―― うわ。揉めませんでしたか?

佐藤: そういうのは無かったんですが、ちょっと、スタッフと僕との間に溝ができた気がしました。
もう、そういうのを言いたくないから、新しいオフィスではルール化していこう、って気持ちがありました。

あと、ご飯を囲んで食べる場所をあえてなくしてみました。自分で買ってきて、好きな時間に食べるように。その方が効率がいいんじゃないかな、って。
これまでは、食事代も全て会社が出してたんですけど、それを廃止して。その代わり、食費として給料を上乗せしてみたり。

スタッフさん

―― 作業効率あがりそうですか。

佐藤: まだわかんないですね。

応接机

―― 今後の目標や抱負などはいかがですか。

佐藤: うーん、当面はゆっくりやっていこうかな、と思ってます(笑)。

―― 今日はありがとうございました。

佐藤秀峰さん2

淡々と、包み隠さず話してくれた秀峰さん。写真撮影も「自由に撮ってください」と非常に気さくに対応してくれた。

「バーカウンターにお酒を並べて製氷機の設置をしたい」けど、実はこの場所、昼間は事務の方の作業スペースでもあるらしい。
「勝手にやったら怒られそうだなあ」とひとりごちる秀峰さんの姿が印象的だった。

バーカウンターが見える

こんな佐藤秀峰さんのホンネや近況はブロマガ『少年佐藤秀峰』でも読むことができる。
中でも『描いてみた』シリーズや二次使用フリーの1コマ連載『描男』、そして自伝的フィクション『佐藤まんが道』(「その1」~「その18」まで無料)など、ついつい読んでしまう面白さがあるのでおススメしたい。

少年 佐藤秀峰:佐藤秀峰チャンネル(佐藤秀峰) – ニコニコチャンネル:エンタメ
http://ch.nicovideo.jp/shuhosato/blomaga [リンク]

秀峰さんとデスク2 佐藤マンガファクトリー 玄関
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記者:

「予備校生のような出で立ち」で写真撮影、被写体(スチル・動画)、記者などできる限りなんでも、体張る系。 「防水グッズを持って水をかけられるのが好き」などの特殊な性質がある。 好きなもの: 食べ物の写真、昔ゲーム(の音)、手作りアニメ、昭和、穀物

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