Amazonで買える第2・3類の医薬品って?

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Amazonで「第1類」除くすべての医薬品が販売

Amazonで買える第2・3類の医薬品って?

ネット販売大手のAmazon.com(アマゾン・ドット・コム)が本格的な医薬品の販売を開始し、大きな反響を呼んでいます。今回、Amazonが販売を行うのは、「第2類」「指定第2類」「第3類」の医薬品です。比較的リスクが高いといわれている「第1類」除くすべての医薬品が販売されることになりました。
一般用医薬品のリスク区分については、その内容が消費者に浸透しているとは言い難い状況です。リスク区分は商品ごとにされていますが、実は配合されている成分で分類が異なっています。また、多くの人が「副作用が少ない」と思いこんでいる漢方薬も、そのほとんどが「第2類」もしくは「指定第2類」のため、使用には注意が必要です。

胃腸薬は第2類。整腸剤は第3類。リスク区分の違い

それでは、一般用医薬品の各分類の違いを簡単に紹介します。「第1類」とは「副作用や飲み合わせなど安全上、特に注意を要するもの」で「医薬品として使用の経験が少ないもの」です。また、店頭販売では、薬剤師による販売が義務付けられています。
第1類の例)H2ブロッカー配合薬(「ガスター10」など)、ヘルペス用薬(「アラセナ」など)、解熱鎮痛剤の一部(「ロキソニン」)など
次に、「第2類」は、「副作用や飲み合わせなど安全性上、注意を要するもの」です。
第2類の例)風邪薬、解熱鎮痛剤、滋養強壮剤、胃腸薬の一部など
そして、「指定第2類」は、「第2類医薬品のなかで特に注意を必要とするもの」です。基本的には第2類医薬品に準じます。
最後に、「第3類」とは「副作用、飲み合わせなど安全性上、多少注意を必要とするもの」で、ビタミンB・C含有保健薬、整腸剤、消化薬などが該当します。

ネットでの購入は自己責任。注意が必要な成分を把握しておく

一般用医薬品を購入する際に確認しておかないといけないことは、「アレルギーを発症させる配合成分が入ってないか?」「常備薬として服用している医薬品との飲み合わせに問題が無いか?」ということです。
ネットでの購入は自己責任が大きく問われます。自分にとって注意が必要な成分を事前に把握しておきましょう。

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