ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

ニート全員が取締役 ニート株式会社に見る人材育成の大原則

DATE:
  • ガジェット通信を≫

人間は仕事をすることで成長する

ニートだけの会社を立ち上げる試みがスタートしました。その名も「NEET株式会社(仮称)」。全国から集まったニート全員が取締役です。これまでにはない新しい企画で、「どうせ駄目だろう」という声も多いですが、おそらく成功するのではないかと考えます。その理由は、「人間は仕事をすることで成長する」という大原則があるからです。仕事を通じて、人と交わり、失敗をし、喜びを感じることを経験する。これが人材育成を支えている基盤となります。

人材育成の鍵は、目標とコミュニケーション

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」は、山本五十六の有名な言葉ですが、人を育てる方法を言い当てています。他人を動かすには、ガミガミと叱るだけでなく、その気にさせる工夫が大切です。

人材育成の鍵は、目標とコミュニケーションの本質を理解させてあげられるかどうかが握っています。目標とは、「企業理念」のこと。何のために自分たちの会社は存在するのか、社会に何を貢献しているかを示してあげてください。「企業理念」を伝える、伝えないで、人材の成長度合いは違ってきます。

また、他者とのコミュニケーションについては、相手の表面的な言葉だけでなく、相手の真意(なぜ、その様に言うのか)を見つけることが重要と教えてあげてください。これらは若者だけに限ったことではなく、今も昔も変わらない人材育成の基本的な考え方です。

給与アップ以外で満足感を与える施策を

ただ、今の社会問題のひとつである「給料の格差」は考慮する必要があるでしょう。賃金の低さは、会社に対する不満足を増幅させます。しかし、これは経営状況や経済情勢が影響するため、すぐに解決できる問題ではありません。そのため、別の方法で意欲を上げる努力が求められます。「責任を持たせる」「昇進させる」「達成感を与える」など、給与アップ以外で満足感を与える施策を実践してください。

繰り返しになりますが、人は仕事を通じて「現場」で育ちます。ビジョンと計画を作り、現場での育成を柱にしてください。さまざまな研修は、それをサポートする役割にすぎません。

JIJICOの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP