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『禅僧の台所』の吉村昇洋さん初の単著『気にしなければ、ラクになる。』発売!

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人気連載『禅僧の台所』でおなじみの吉村昇洋さんが初の単著を書かれました。 彼岸寺では「精進料理の吉村さん」というイメージが強いと思いますが、実は吉村さんは臨床心理士としてお仕事されています。

『気にしなければ、ラクになる。』は、誰もが抱えてしまいがちな身近な悩みに、禅僧で臨床心理士の吉村さんが応える本。構成・編集には「坊主めくり」の杉本恭子さんが協力しました。

職場、恋愛、家族・友人との関係、そして自分自身の人生との向き合い方。永平寺での修行体験や禅の考え方、臨床心理学のエッセンスを交えながら、やさしく明るく64の「とらわれ」をときほぐしていきます。

「なんだか最近思いつめてるな…」「気にしすぎなのかな?」とため息をついているなら、ぜひこの本を読んでみてください。きっと、心を落ち着けて問題に向き合う糸口をつかめると思います。

■著者・吉村昇洋さんからのメッセージ

  私の周りの人達。特に彼岸寺での活動を知っている方達は、このタイトルを見てさぞかし驚かれたことと思います。

 「えっ? 精進料理のレシピ本じゃないの?」

 【禅僧の台所】のイメージが強く、もしくは【仏教マンガ】の印象もある私なのに、これまでおくびにも出してこなかった部分で勝負してくるとは、誰も予想していなかったのではないでしょうか。

 彼岸寺でも禅仏教に関してはちょこちょこ書いてはいたものの、臨床心理学に関してはほとんど触れていませんでした。これは、実を言うと古くから彼岸寺で一緒にやってきている青江さんが、MBAの資格を持ちながらも全面にあまり押し出さず、そのスタイルにある種の”格好良さ”を感じていたことに起因しています。そう、単純にマネをしてやろうと思っていたわけなのです。

 そんな中、禅仏教OS上で臨床心理学アプリを稼働させて働く私の視点って、案外役に立つんじゃなかろうかと思っていた矢先、この本のお話が舞い降りてきました。

 担当編集者さんが語ることによると、世には悩める「気にしすぎ現代人」(特に女性)がやたら多いとのこと。そこで仏教にその答えはないか? と問われたので、普段私が考えていることなんかをまとめてみたら、この本が出来上がりました。

 簡単に言うと、気にしすぎの背景にある “とらわれ” に対して、その解決に向けた具体的方法を禅仏教の考え方や臨床心理学理論から紹介し、読者の皆さんが自分自身の力でなんとかできるように工夫しています。

 ”禅仏教や臨床心理学を日常に活かして、穏やかに過ごして欲しい” という日頃の私の思いが表れた一冊なので、生活の中で気軽に試してラクになれる方法を探しておられる方や、禅や臨床心理学に興味があって一度は触れてみたいと感じている方には、ちっとは参考になるんじゃないかと思っています。

■彼岸寺・青江覚峰さんによるレビュー

 この本、すごくいいです。 これまでも、様々な悩み(=苦)に対して仏教の側面から書かれた本はたくさんありました。でもこの本はもうひとつ、臨床心理士としての立場からも悩みとの向きあい方が書かれています。 そう、吉村さんは料理もでき、臨床心理士でもあるお坊さんなのです(もうひとつ言うと仏教漫画研究者でもあります)。

 何事も一つの見方からだとどうしても画一的な話になってしまいがちですが、仏教と臨床心理という2つの側面から様々な「苦」を切り取る手法は斬新です。仏教では、何か一つの問題に対して、「それはこういうふうに考えるとよい」と発想の転換を示唆するところがありますが、そうは言ってもすぐに頭を切り替えるのは難しいものです。この本では、その発想の転換に至るルートを示してくれている部分が数多く記されています。

 文章も平易で読みやすく、またところどころにちりばめられた禅の言葉も心地よく響き、読みながらすっと頭に入ってきます。今年のおすすめ本の一冊! 是非お手にとって吉村ワールドを味わってください。

【9/23追記】
■彼岸寺・松本紹圭さんによるレビュー

「東洋と西洋の心理学が融合した、理想のお悩み相談本」

 仏教ブームは過去に何度もあったと思いますが、昨今は仏像や観光に加えてお坊さんの存在に興味を持つ人が増えているようですね。最近では、巷のあちこちでお坊さんと一般の方が対話する催しが見られるようになりました。特に若い女性が職場や友人の人間関係などについて相談されていると聞きます。東洋伝統の心理学とも言える仏教に通じたお悩み相談相手として、お坊さんの役割が見直されてきているのでしょう。

 そして、そんなお坊さんがもしも西洋科学に基づく心理学も修めたら・・・! を本当に実践しているのが、本書の著者である吉村昇洋さん。私も長くお付き合いさせていただいていますが、永平寺で修行された禅僧としての実力(精進料理の腕前はまた別の機会に)と、心理カウンセラーとして歩まれてきた確かなキャリアは、それぞれの分野のお仲間からとても高く評価されています。

 多彩で器用な吉村さんの才能が遺憾なく発揮された本書には、仏教の言葉と心理カウンセリングの方法論が絶妙なバランスで散りばめられていて、私の心にもスーっと効いてきました。

 東洋と西洋の心理学が融合した理想のお悩み相談本として、現代を生きる方どなたにもオススメです。

■書籍情報
『気にしなければ、ラクになる。 』吉村昇洋著

発売日:2013年9月17日
定 価:1,155円
発行元:幻冬舎エデュケーション

心理カウンセラーの禅僧が気にしすぎ現代人におくる説法集!
仕事、恋愛・結婚、人間関係、将来の不安……日々の些細な悩みから人生の迷い ・とらわれまで64のトピックに、吉村さんがていねいに応えてくれる一冊。もや もやした気持ちになったとき、思いつめてしまったとき、悩みすぎて眠れない夜 などに読んで、心をラクにしてみませんか?

気にしなければ、ラクになる。
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○連載:仏教なう

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