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質的な進化を実現させる“現状に満足しない生き方”

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 「失敗するのが怖いから」「まだ力不足だから」と、言いわけばかりで、新たな一歩を踏み出せないというのはよくあることだ。
 しかし、新しいことに挑戦するということはリスクをともなうことにもなり、躊躇してしまうのも仕方がないかもしれない。どのような気持ち、考え方をすれば最初の一歩を踏み出せるのだろうか。

 『言いわけばかりで動けない君に贈る33のエール』(久米信行/著、日本実業出版社/刊)の著者である久米氏も、学生時代は言いわけの達人だった。しかし、師匠や仲間との出会いを通して変わることができたという。
 本書では、久米氏の背中を押してくれた師匠の教えと、明治大学商学部クリエイティブビジネスコースの講師として大学生に伝えていることを、Q&A形式で紹介する。

 現状では満足できていないけど、もう一歩踏み出せないでいる。そんな人は多いだろう。では、さらなるチャレンジができている人はどのような考え方をしているのだろうか。
 例えば起業家は、1つの目標を達成したとしても、それに飽き足らずにもっと高みを目指して、次なる高度な目標に歩み始める。もっと高度な目標といっても、企業を大きくするといった「量的な拡大」ばかりとは限らない。現状に満足しない生き方は「質的な進化」を伴う。
 「質的な進化」を実現するために久米氏は、「現状に満足しない生き方の五段階」を紹介している。

 まず、第一段階は「贅沢欲求」。物欲が満たしたいという欲求だ。
 これが満たされると、次は「認証欲求」。地位・名誉欲が大切になる。日本ではお金や物を持っているだけでは尊敬されないからだ。
 続いて「自己実現欲求」。懸命に生きていれば、叱咤激励される師匠が見つかる。その師匠の生き方を見ていると、自分の足りない点や目指すべき姿が見えてくる。
 しかし、真の自己実現は自己満足では得られない。「自分が気づいたことや学んだことを、より多くの人に広く活用してほしい」と願うようになる。これが第四段階の「他人実現欲求」だ。
 最後に「未来実現欲求」。どうすれば未来に残していけるかに大きな責任を感じるようになる。これまで培ってきたスキルや人脈を未来の人たちに役立てたいという欲求だ。

 現状に満足しないで生きたい。新たに何かに挑戦したい。量より質を上げることももちろん重要。そのためにも、「とりあえずやってみよう」という前向きな姿勢も大切なのだろう。
(新刊JP編集部)



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