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原発避難指示区域をストビュー公開

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Googleは9月4日、同社が提供している「Googleストリートビュー」で、東日本大震災により避難指示区域に指定された地域の映像を公開した。

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Googleは震災直後の2011年6月、震災で失われた美しい風景や懐かしい景色などをインターネット上で共有するべく、「未来のキオク」というプロジェクトを開始。ネットユーザーから写真や動画の投稿を募るとともに、ストリートビューで震災後の被災地の風景を撮影し、映像を公開してきた。

そして撮影エリアは徐々に拡大し、今回、避難指示区域内にある福島県双葉町、大熊町などを含む地域の映像を新たに公開。映像には、福島第一原子力発電所の正門付近のストリートビューも含まれており、同社は映像公開の理由を、「懐かしい町の様子をご覧になりたいと願う町民の皆さんに、今の町の姿をお伝えする手段となれれば」と説明している。

公開された映像を見てみると、グチャグチャに崩れたまま放置された家屋や、津波に襲われた沿岸地域の建物など、被害の大きさを表すような地域の映像がある。だがその一方、その他の多くの地域は、歩道の雑草が伸びっぱなしになっている以外は“普通の街”。商店や銀行、住宅などが道路脇に整然と立ち並ぶなか、人っ子ひとり、すれ違う車1台いない状況は、さながら現代のゴーストタウンだ。

これらの映像の公開はネット上でも話題となっており、ツイッターには、

「復興、復旧に役立つといいですね」
「とてもとても素晴らしい取り組みだと思っています」
「一般人が行けないだけに有難い」

と、取り組みを評価する声があがる一方、

「雑草やばい」
「『双葉北小学校』卒業の私ですが、さすがに雑草だらけの北小を見たら悲しくなってきた」
「ここに人々の生活の姿が戻ってくるのは、どれだけの時間を重ねなければならないのでしょうか」

など、映像に衝撃を受けた人が、驚きの感想を漏らしている。

この他にもGoogleは同日、「未来へのキオク」で、「震災前」「震災直後(2011年撮影)」「震災3年目(2013年撮影)」を比較したストリートビュー映像も公開した。震災からおよそ2年半が経過し、震災の記憶が風化しつつあるが、同社は公式ブログで「一般の方がこうした情報にアクセスできるようにすることで、後世に震災の記録を継承し、記憶の風化を防ぐことにつながることを期待しています」と述べている。
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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