ドコモからiPhone発売でツートップがワントップに? しかしドコモはiPhone発売を否定
2008年7月11日にソフトバンクより発売された『iPhone』。当時日本で発売された際はスマートフォンがまだ浸透しておらずガラケー全盛期だった。
あれから5年。兼ねてよりウワサされていたドコモからも『iPhone』が発売されることになったと報じられている。他社より遅れを取ったドコモは『iPhone』へのユーザー流出がかなり多く、逆にソフトバンクやauは『iPhone』需要で顧客獲得に成功している。
そんなドコモはAndroid勢のサムスンとソニーのツートップ戦略を図るも他社の端末が売れなくなり、ドコモ離れが起きてしまうという本末転倒な事態が起きた。
そんなドコモから『iPhone』が発売されることになったら、ツートップどころではなく“ワントップ”になるのではないだろうか。
他社に対抗すべく『iPhone』を前面に押し出す戦略は必ず取るだろう。そうなればサムソンやソニーどころではなくアップルの『iPhone』ワントップとなる。
いままでドコモが『iPhone』を出せなかったのも理由があるようだ。『iPhone』にドコモのロゴをつけるように注文したり、『iPhone』からドコモの独自コンテンツにアクセスできるようにするなどの要望が挙がっていた。
今回発売が決まったとなるとそれらの折り合いはなんらかの形で決着がついたと思われる。
アップルは10日になんらかの発表会を行いそれが新『iPhone』なら昨年のようにキャリア発表の際にはスクリーンにドコモのロゴも映されるはずだ。
最も顧客が多いドコモから『iPhone』が発売され、ユーザーが望んでいる端末。普通なら誰もが喜ぶはずであるがすんなり発売できなかったところが気になるところである。
なおドコモは今回のiPhone発売の発表について「当社が発表したものではございません」と否定している。
※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]
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