小米科技(Xiaomi)が新フラッグシップ「Xiaomi Mi3」を発表、Tegra 4バージョンとSnapdragon 800バージョンの開発

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AndroidベースのカスタムROM「MIUI」開発元の中国 小米科技(Xiaomi)が、本日中国の北京で開催された年次のプレスカンファレンスにて、同社の新型Androidスマートフォン「Xiaomi Mi3」を正式に発表しました。Mi3はNVIDIA Tegra 4を搭載したモデルとQualcomm Snapdragon 800を搭載したモデルの2種類が開発されていました。Tegra 4モデルは中国移動のTD-SCDMA対応版(Mi3 TD版)、Snapdragon 800モデルは中国聯通のWCDMA対応版と中国電信のCDMA2000対応版が用意されています(Mi3 WCDMA版)。どちらもストレージ容量別に16GBモデルと64GBモデルの2種類をラインアップ。価格は、16GBモデルが1,999元、64GBモデルが2,499元。

Mi3 TD版は1.8GHz駆動のTegra 4クアッドコアプロセッサを搭載。Mi3 WCDMA版はSnapdragon MSM8974AB 2.3GHzクアッドコアプロセッサを搭載しています。どちらも5インチ1,920✗1,080ピクセル(441ppi)のIPS液晶(シャープ製またはLG製)、2GB RAM(LPDDR3)、16GBストレージ(eMMC 4.5)、3,050mAhバッテリーを搭載し、2Aの急速充電にも対応しています。両バージョの大きな差は搭載プロセッサと対応通信方式だけで、その他のスペックは基本的に同じのようです。Mi3には高速なプロセッサ、RAM、フラッシュメモリが使用されており、主要ベンチマークアプリでは他社のハイエンドモデルを上回るスコアを叩き出しています。

本体サイズは144mm × 73mm × 8.1mm、質量は約145g。従来の小米スマートフォンでは丸みを帯びたフォルムが採用されていましたが、Mi3でスクエア形状のフラットボディ、マグネシウム合金を使用するなど高級感の漂うデザインに変更されています。

カメラは背面に1,300万画素のExmor RS(F2.2 28mmレンズ、動画は最大1080p)で、デュアルLEDフラッシュを搭載しています。前面には200万画素のExmor R(F2.2 32mmレンズ、動画は最大1080p)を搭載。ワイヤレス機能は、Wi-Fi a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)、Bluetooth v4.0、NFC、GPS/A-GPS/GLONASSなどに対応。その他、USB-OTG機能、Immersionのハプティック(触覚)フィードバック機能も搭載しています。Mi3の発売スケジュールは、9月9日にMi3 TD版のエンジニアリングモデルが数量限定で発売され、10月中旬に製品版が発売されます。Mi3 WCDMA版の発売スケジュールは公表されていなかったようです。ちなみに、10月にXiaomi Globalに移籍するGoogleのHugo Barra氏が今回のプレスカンファレンスに参加していました。

Source : 小米科技



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