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災害時のソーシャルメディア活用術

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今年も「防災の日」に合わせて様々な防災関連イベントが行われました。なかでも8月31日に東京都・港区で行われた「ソーシャル防災訓練」(ヤフー、Twitter Japan、森ビル、J−WAVE主催)は、災害時のソーシャルメディアの活用方法を、訓練を通して体験するというユニークな試み。

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「東日本大震災発生時、携帯電話やメールがつながりにくい状況下で、リアルタイムにコミュニケーションできるソーシャルメディアは大きな役割を果たしました。とはいえ、ツイッターなどに流れる情報量は膨大ですし、情報の正確さを検証し、判断できる力がないと、2次災害に巻き込まれたり、間違った情報を広げてしまう可能性もあります。災害時にソーシャル情報を効果的に活用するためには、平時からソーシャルメディアのルールやマナーを学び、訓練を重ねることが重要なのです」(ヤフー広報・諫山明日香さん)

訓練当日、東京都の最高気温は35℃という猛暑でしたが、集合場所にはツイッターで事前に応募した学生や親子連れなど約100人がスマホやタブレット端末を手に集合。参加者は「港区へ遊びに来た観光客が首都直下型地震に遭遇した」という設定で、ヤフー提供の「防災速報」アプリや港区の公式ツイッターなどから発信される情報を頼りにしながら、ゴールとなる避難場所をめざしました。

移動中はハッシュタグ(#訓練 #港区)をつけて安否確認のツイートを行ったほか、避難の様子や街中で危険を感じるスポットについて位置情報付きのツイートをし、ほかの参加者や被災していない設定のオンライン上の参加者らと有益な情報をシェア。さらに、参加者になりすました主催者が投稿する、誤った避難場所を示す “デマツイート”に惑わされず、正確な情報を取得することも求められました。ソーシャルメディアが普及した現代ならではの訓練でしたが、参加者はどんなことを感じたのでしょう。

「ツイッターのハッシュタグの入力方法や位置情報の付け方に戸惑ったが、災害時にソーシャルメディアを活用できれば便利だと感じた。これから慣れていきたい」(20代・女性)

「スマホのGPS機能をONにすることで、電池の減りがかなり速くなるのが気になった。携帯バッテリーを常に持ち歩くことが必要かも」(30代・男性)

訓練終了後に行われたレクチャー会によると、ソーシャルメディア上で正確な情報を得るには「官公庁や地方自治体など、ツイッターが認証した『認証アカウント』からの情報かどうか」「位置情報や写真がついているか」などを判断基準にすればよいとのこと。また、安否確認や救助要請を自分が投稿する際にも、位置情報や状況がわかる写真を添付するなどして、できるだけ詳しく発信することが混乱を避けるポイントだといいます。

こうしたことを踏まえつつ、日頃からソーシャルメディアの“賢い利用法”に慣れ親しんでおくことが、万が一の災害時に生死を分けるポイントになるのかもしれませんね。
(成田敏史/verb)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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