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ブラインドサッカー企業研修に人気

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昨今、パラリンピック種目のひとつ「ブラインドサッカー」のメソッドが社員研修のプログラムとして注目を集めている。ブラインドサッカーは、アイマスクをした選手と、ゴールまでの距離やまわりの状況を知らせる「コーラー」や「コーチ」(いずれもガイド役)とのコミュニケーションでプレイが行われる。つまり円滑なコミュニケーションが勝負のカギを握っているのだ。

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社員研修として注目されたのも、まさにこの観点。コミュニケーション、チームビルディング、ホスピタリティを高めるトレーニングに活用されている。

研修では、アイマスクをした人とアイマスクをしていない人でチームを作り、ボールを使ったコミュニケーションの練習をする。アイマスクをしていない人が、アイマスクをした人に的確な指示を出し、ミッションを達成する。

アイマスクをしている人は、見えない状態にあるパートナーの立場に立ち、いかにわかりやすくナビゲートできるかがポイント。逆にアイマスクをしている側は、自分が欲している情報を相手にわかりやすく伝えなければ、的確なナビゲートを受けられない。お互い、自分の本位のコミュニケ―ションでは相手に理解されず、良い結果につながらない、という気づきを生み出していくのだ。ロバート・ウォルターズ・ジャパン、武蔵野大学がブラインドサッカーの研修を導入している。

日本ブラインドサッカー協会の松崎さんはこう語る。

「ブラインドサッカーのコミュニケーションは声を出すこと、聞くこと、タイミングの3つしかない。これは仕事にも通じています。ブラインドサッカーの研修を通じて、参加者は自分達のコミュニケーションのクセが可視化されていくのを感じます。聞くばかり、言ってばかりでは一方通行になってしまいます。研修をやっているうちに声の出し方も変わってきます」

互いに相手の立場に立ったコミュニケーションを意識することで、社員同士の関係性が向上し、組織の一体感が育まれていくのだ。

最近では、急成長した企業、合併して大きくなった企業など、コミュニケーション面で不安を抱える企業からの依頼が多いという。また、マネージャークラスなど難しいコミュニケーションを求められる人材への研修にも効果的だとか。

ますますコミュニケーション能力が問われてくる世の中で、相手の立場に立って考えるという、コミュニケーションの基本を体感できる研修は今後も重要性が増していきそうだ。
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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