ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

美味?珍味?深海生物はどんな味?

DATE:
  • ガジェット通信を≫

国立科学博物館で深海展が10月6日まで開催中。ダイオウイカをはじめ、様々な深海の生き物たちに関する展示が行われており、この酷夏にひんやりとした知のスポットとなっているのか、人気を博している。

【画像や図表を見る】

さて、魚というと、やはり我々には食卓がなじみ深い。水族館でマグロが回遊する姿を見ては「あれ、お刺身にしたら何人分かな…」と考えてしまう人は、私だけではないはず。様々な資源の発見が期待される深海だが、食用資源としての可能性もあるのだろうか? 深海の魚はどんな味がするのだろう?

こうした疑問を持つ人はやはり多いのか、2009年に愛知県・蒲郡市にある竹島水族館で、展示用に持ち込まれ亡くなったの深海生物を飼育員が食べて紹介する企画展「グルメハンター」が行われ、そこで食した内容について同水族館の飼育員の三田氏が、ブログ上でレポートしている。それによると…

〇サギフエ
水深25~600mに生息。頭を下にして泳ぐユニークな習性がある。身がほとんどないため、さばいて1食分を確保するのに30~50匹ほど必要だが、脂がのっておりおいしいとのこと。

〇オオグソクムシ
水深150~600mに生息。ダンゴムシのような姿をしている。味はシャコに近いとのこと。ニオイは泥臭い

〇ヤマトトックリウミグモ
水深150~500mに生息。映画『エイリアン』に登場するエイリアンの幼体のような姿をしている。ニオイはカニに近い。カニみそに近いニオイ。身が少なすぎるため、味はよくわからない

〇フリソデウオ
水深200m以上に生息。ニオイも特になく、身は白身でとても柔らかい。うっすらとした塩味。

同氏は、他にもいくつかの深海生物の味についてレポートしているが、基本的には手に入りにくく調理できない、独特のニオイがあるものも多く、「とてもおいしく食べやすい!」とはいい難い様子(もちろん、おいしい深海生物もたくさんある。ハンバーガーやお弁当の白身魚のフライなどで私たちが気づかず深海生物を食していることも多い、とのこと)。

ちなみに、あのダイオウイカは体を浮かせられるよう筋肉にアンモニアが含まれているため、アンモニア臭があり、こちらもおいしくはないということ。深海は広大で、まだまだ未知の世界。今後ひょっとすると驚きの珍味が見つかるかも!?
(R25編集部)

美味?珍味?深海生物はどんな味?はコチラ

※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、web R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

(web R25)記事関連リンク
甲殻類と昆虫って親戚なの?
人が潜水できる限界は何mくらい?
地球に深海はどのくらいあるの?
ダイオウイカ 巨大化の可能性は?
ダイオウイカ その視力はどの位?

カテゴリー : 未分類 タグ :
R25の記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP