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景気回復で米国の「大型志向」復活

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不況のために過去何年もの間、節約・縮小傾向にあったアメリカの消費者が、再び高級・大型志向へと転じようとしている。

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Time誌オンライン版が挙げている例をいくつかご紹介すると、そのひとつが「住宅の大型化」。国勢調査局によれば、2012年に新築された住宅の平均サイズは2505平方フィート(233平方メートル)と、2011年の2480平方フィート(230平方メートル)から着実にUP。過去最高だった2007年の2521平方フィートに近づきつつある。またCNNの調査によると、2013年前半に売れた住宅は、2012年の同時期に売れた住宅に比べ、平均で7%広いとか。

次が「ピックアップトラック」の売り上げ。アメリカでは荷物がたくさん積めるピックアップトラックが以前から人気だったが、近年は燃費の悪さから低迷。ところが今年5月は前年比20%増を記録したとか。自動車全般の売れ行きが回復しているなかとはいえ、この伸びはとりわけ大きい。背景としては、ガソリン価格が一時期に比べて安定していることが挙げられる。

3番目が「ヨット」の売り上げ。庶民のわれわれには無縁だが、景気が回復するとたちまち増えるのが小型船舶の売り上げだ。リーマンショック後の2009年には35%も売り上げが落ち込んだが、今年は全長80フィート以上(24.4メートル)の豪華な船の売れ行きが好調だそう。

4番目は「RV(リクリエーショナル・ビークル)車」の売り上げ。アメリカのRVとは、寝室・キッチン・トイレ・シャワーなどの設備があるキャンピングカーのこと。2006年から2009年にかけて58%も売り上げが落ちていたが、今年は、現時点で前年比13%増を達成。業界は年末までに30万7000台の販売を見込んでいるという。これは2007年以来最大の数字だそう。

そして最後は「大型テレビ」。テレビ自体の売れ行きは横ばいだが、50インチ以上の超大型テレビの売り上げは堅調で、72%も伸びているという調査結果もあるとか。

体が大きいせいなのか国民性なのか、もともとアメリカ人は大きいものが大好き。不景気のときは燃費のいい小型車で我慢していても、いったん景気が回復に向かえば、やっぱり大きなものが欲しくなる様子。このあたり、やっぱり日本人とはだいぶ違いますね。
(岡 真由美)
(R25編集部)

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