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スタミナ食材の正しい食べ合わせ

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「夏バテ気味かも…」と感じた時、うなぎやニンニク、レバーなど“精がつく”ものを食べようと思うことってありますよね。でも、それって本当に効果があるの? 「織田栄養専門学校」農学博士の惟村直仁先生と管理栄養士の山崎恵美子先生に聞きました!

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「うなぎは、タンパク質やビタミンAを豊富に含む食材ではありますが、疲労回復や滋養強壮といった“精がつく”という面から考えると、特別効果が高いわけではありません。むしろ、脂分が多いので夏バテ気味の時に食べると、胃腸に負担がかかってしまうということも考えられます」(惟村先生)
そ、そうなんだ。元気がない時にうなぎを食べると逆効果…なんてこともあるんですね。では、ニンニクはどうですか?

「実はニンニクも、単体で食べてもそれほど効果はないんです。ただ、ニオイのもととなる“アリシン”という成分がビタミンB1とくっつくと、疲労回復効果を発揮するんです」(同)

惟村先生いわく、「ビタミンB1は、豚肉に多く含まれる成分で、糖質をエネルギーに変える働きがある」とのこと。そのため、不足すると新陳代謝が低下してダルさを感じたり、消化機能が低下して食欲がなくなったりと、まさに夏バテの症状を引き起こす原因になりかねないとか。

「ただ、ビタミンB1は水に溶ける性質なので、汗や尿として体外に出てしまうんです。それを防ぐのが、ニンニクやニラ、タマネギ、らっきょうなどのニオイが強い食材に多く含まれている“アリシン”。アリシンがビタミンB1とくっつくと、体内にビタミンB1を長く留まらせることができます」

2つの成分がそろって初めて、スタミナアップにつながるんですね。組み合わせって大切!

「鉄分を多く含む“レバー”や、血合い部分が多い“カツオのたたき”も夏バテ防止に効果的ですが、単体で食べるより、ビタミンCの多いブロッコリーやオレンジジュースと一緒に摂ると、鉄の吸収率が大幅にアップし、疲労回復効果がさらに高まります。レバニラもいいですね」と、管理栄養士の山崎先生からもアドバイス。

このほかにも、あまり精がつくイメージがないイカやタコ、ショウガやキムチもオススメだとか。

「イカやタコは、肝機能を高めて毒素を排出する“タウリン”が多く含まれているので、疲労回復に役立ちます。ショウガやキムチは、胃腸の血行を促進して消化を助けてくれるので、食欲不振の改善に効果的ですね。暑い夏は、冷たいものばかりを摂りがちですが、内臓が冷えると体温を上げるのにエネルギーを使ってしまい、体力を消耗してダルくなってしまうんです。冷えを改善するショウガやキムチは、夏にもぜひ食べてほしいですね」(惟村先生)

まだまだ暑さが続くこの季節。夏バテに効く食材を正しく食べてスタミナアップしてみては?
(榛村季溶子/short cut)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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