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竹富聖花が現場で遂げた成長とは?

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竹富聖花ちゃんが主演する映画のタイトルは『生贄のジレンマ』。このおどろおどろしい名前からなんとなく想像できるとおり、スリラー作品なのだ。

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「叫ぶシーンが多かったんですが、もともと声が大きい方なので、抵抗なくできました。役作りに関しても、金子(修介)監督からアドバイスをたっぷりいただいたので、すんなりと。またすごく勉強もさせていただいて、教室で恐怖を感じるシーンでも『絶叫より絶句の方がリアリティがある』とか、いろいろ学ばせていただきました」

ある高校の卒業式の朝。式に先駆けて集められた卒業生に告げられたのは「1時間経つまでにこのなかから1人、生贄を差し出せ」とにわかには信じがたい話。さもなくば全員死ぬと聞かされるも、誰もが鼻で笑っていたが、いざ時が来ると…。死の恐怖、血みどろの人間ドラマが入り交じるストーリー。

「上中下、3部作の映画なんです。実際の撮影は一気に撮りきったので、ストーリーが進むにつれ、演技の中身も徐々にパニックの度合いを深めていくんです。演じていてすごく楽しかったですね」

理不尽にして生々しい展開。高校生という設定でよくぞここまで…というものだが、聖花ちゃんが演じる鈴木理香は、最後まで“正気”を保ち続ける健気な少女なのだ。

「私と理香は真逆だなって思いました。自分がこんな状況に陥ったら、目立たないようにひっそりしてると思うんです。こんなふうに主張なんて絶対できません! クラスのなかでも早々と死んじゃうタイプかも」

ちなみに本作は篠原純一を演じる須賀健太とのW主演。スリラーのみならず、理香が篠原と織りなす淡い恋の行方も見どころだ。

「試写会で観たんですけど、恐ろしい作品になっているかと思いきや、“学園モノ”や“恋愛”の部分も多かったので、楽しみ方が豊富な作品だなって思います」

状況に翻弄されながらも、健気に自分を貫く芯の強さを秘めた女の子。その一方、男子に淡い恋心を寄せる普通の女の子でもある。2つの表情を巧みに演じ分ける聖花ちゃんの実力も見どころといえそうだ。

「セリフを覚えながらガッチリ役を固めるんじゃなくて、リハーサルや現場で状況を見ながら臨機応変に演じられるようになったと思います。そのほうが会話の“キャッチボール”がうまくいくかなって。この作品を通して、すごくナチュラルにお仕事に臨めるようになりました!」
(吉州正行)
(R25編集部)

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