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オモシロ夫婦喧嘩川柳

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些細なきっかけから無闇にヒートアップしていくのが夫婦喧嘩。感情の高ぶりをそのまま言葉にしてしまい、あとで「しまった…」と思うこともしばしば。パートナーへの不満を“作品”に昇華できれば、あるいは状況が改善できるかも…。

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今年5月に、第一生命保険が発表した「第26回サラリーマン川柳」のベスト10には、夫婦間の感情を詠んだものが3本ありました。

1位 いい夫婦 今じゃどうでも いい夫婦(マッチ売りの老女)
8位 すぐキレる 妻よ見習え LED(忍耐夫)
9位 ワイルドな 妻を持つ俺 女々しくて(あんこもち)

時代を映す鏡ともいわれる、サラリーマン川柳コンクール。作品からは男性の耐え忍ぶ姿が垣間見られるようです…。また2011年に、デジタルPRサービスを手掛けるカーツメディアワークスが一般の方から募集した「夫婦喧嘩川柳」では、こんな作品が入賞を果たしています。

最優秀賞
ごめんねと 打てばメアドが 変わってた(さごじょう・男性)

優秀賞
始まると 補聴器外して お茶にする(福島様・女性)
ガス抜きの 夫婦げんかが 飯抜きに(風水・男性)
愛読書 〈夫婦喧嘩に 勝つ方法〉(花見咲蔵・男性)

このほかにも佳作には、「口げんか 驚く妻の 記憶力」(温州みかん)、「皿よける 動体視力は いい夫」(ルーク)のように、お互いの様子を茶目っ気(皮肉?)たっぷりに詠んだものから、「ママやめて パパが泣いてる かわいそう」(斉藤様)のように、子どもの目線から父親の立場の弱さを詠んだ句も…。どの句からも夫と妻の激しい、でもどこかおかしな攻防が目に浮かんでくるようです。

カーツメディアワークス代表の村上崇さんによると、全体的に、夫婦間の「言い争い」や「言い争ったその後」、また「カカア天下」のエピソードを詠んだものが多く寄せられたそうです。なかでも、「妻の強さ」が際立った秀逸な作品が多く見られたとか。

「昔から『喧嘩するほど仲がよい』といわれますが、今回集まった作品も、夫婦間のやり取りの裏側に愛情や微笑ましさを感じさせるものが多かったように思います。逆に、相手を無視するといったような深刻さを匂わす作品は、ほとんどありませんでしたね」

さすがに喧嘩の最中には無理だと思いますが、落ち着いたところで、感情整理の一句を読んでみるのもいいかも。うらむよりはずっと建設的ですもんね。
(澤田憲/アート・サプライ)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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