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SamsungがExynos 5 Octa搭載のGalaxy S 4に、特定のベンチマークアプリでCPU/GPUの性能をアップさせる仕組みを導入しているという疑惑が浮上(更新:Samsungがコメントを発表)

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Samsungが、初代Exnoys 5 Octa(Exynos 5410)を搭載したGalaxy S 4にベンチマークスコアをよく見せようと、特定のベンチマークアプリを実行している時だけCPUとGPUの動作クロックを高める仕組みを導入しているという疑惑が浮上しています。海外サイトのAnandTechではこの件に関するレポートが公開されています。それによると、Exnoys 5410に内蔵されているGPU(PowerVR SGX544MP3)の最大クロックは通常480MHzで、負荷の高い3Dゲームアプリを実行したとしてもそれを超えることはありませんが、利用者が多いベンチマークアプリ「GLBenchmark 2.5.1」、「Antutu」、「Quadrant(Standard、Proのどちらも)」では、なんと532MHzで動作しています。レポートでは、GPUの最大クロックの違いによってベンチマークスコアにどれほどの差が出るのかを調査しており、最大532MHzで動作する「GL Benchmark 2.5.1」と、最大480MHzで動作する「GFX Benchmark 2.7.0」とトライアングルスループットパフォーマンスを比較したところ、前者が後者よりも約13.9%も高いスコアが出ていたそうです。この比較テストの中では、「GL Benchmark 2.7.0」を実行中に、CPUの動作クロックは250MHz~500MHzでスケールするのに対して、「GL Benchmark 2.5.1」を実行中は、1.2GHzに固定されており、また、Cortex-A15のクラスタにスイッチしていたそうです。そのことから、GPUだけではなくCPUも特定のベンチマークアプリで高いスコアが出るよう特殊な制御が加わっているのではないかとも伝えられています。この比較テストだけで特定のベンチマークアプリのパフォーマンスを向上させる仕組みが備わっていると断定することはできませんが、AnandTechがソフトウェアを調査したところ、動的電圧・周波数制御(DVFS)を司るアプリとみられる「TwDVFSApp.apk」の内部に、上記のアプリのパッケージ名や“BenchmarkBooster”と呼ばれるメソッドの記述が見つかりました。このアプリの動作とテスト結果にどのような関係があるのかは解明されていませんが、状況的に特定のベンチマークアプリでスコアをよく見せるための仕組みを実装している可能性が高いとみられています。ただ、テストスコアは水増しされたものではなく、あくまでも実測値なので、“詐欺だ”という話にはならないと思いますが、性能がアップするのは制御対象のベンチマークアプリだけなので、テストスコアから予想される端末の実力とは整合性が取れなくなり、ユーザーに誤認識を与えることになるので非難されることは確実でしょう。更新:Samsungが公式ブログでこの件に対するコメントを発表しました。それによると、GPUの動作クロックは元々最大533MHzに設定されており、フルスクリーンモードで動作するブラウザ、カメラ、ギャラリー、ビデオプレイヤー、そして、一部のベンチマークアプリに適用される一方、過負荷になることが懸念されるゲームアプリではあえて最大480MHzに下げているそうです。GPUクロックに関する誤解は解けたようですが、CPUについてはコメントしていませんでした。Source : AnandTech



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