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今話題の「ビブリオバトル」とは?

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書評をスポーツのように楽しむという「ビブリオバトル」が流行っているらしい。これは、いったいどんなものなのだろうか。

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「ルールはとても簡単。5人くらいで紹介したい本を持ち寄って、それぞれ5分の口頭発表と3分間のディスカッションを行います。その後、投票で“チャンプ本”を決めるんです」

こう教えてくれたのは、ビブリオバトル普及委員会事務局の事務局長・海川由美子氏。

ビブリオバトルは、『ビブリオバトル 本を知り人を知る書評ゲーム』(谷口 忠大/文春新書)の著者・谷口忠大氏(立命館大学准教授)が、「もっと盛り上がる勉強会はできないだろうか?」と考え、2007年に氏が当時在籍していた京都大学で生み出された。2010年にビブリオバトル普及委員会が設立されてから、全国各地で開催されるようになったという。もともとは学生の間で行なわれることが多かったが、今では本好きの社会人の間でもひそかなブームなのだとか。

「場所は、家のなかや教室、カフェなどどこでも大丈夫。ポイントは、本を紹介するときにレジュメを作ったり、パワーポイントを使ったりしないこと。即興で行うことで、より生き生きとしたライブ感を楽しんでほしいと思います。また、チャンピオンではなく、チャンプ本を決めるということも重要。プレゼンテーションの優劣を競うわけではありません」(海川氏)

では、実際どのように行われているのだろうか? 7月7日、東京都文京区の本郷図書館で開かれた「第5回ビブリオバトル よしもとばなな編」をのぞいてみた。

会場には、若い人から年配の人まで41名の観覧者が集まっていた。前方のスクリーンにタイマーが映し出され、6人の男女が一人ずつ、よしもとばななの著作について発表した。『哀しい予感』を紹介した30歳の女性は、登場人物の魅力を語る、生き生きとした口ぶりが好印象。結果、彼女の本がチャンプ本に選ばれた。

「普段本のことを話せる人がいないんですよね。だからこういう場で語れるのが楽しい」

と、彼女はうれしそうに話してくれた。

しかし、やっぱりプレゼン力のある人が選ばれるのではないかと思ってしまうのだが…。

「どれだけ好きかということを訴えられた人の本が、多少たどたどしい話し方でも、チャンプ本に選ばれる傾向があるようですよ。しかし、何度か重ねることで、自分の意見を述べる鍛錬になり、結果としてプレゼン力をつけることもできるでしょう。それを気軽に楽しみながらできるのが魅力ですね」

と海川氏。なるほど、好きなものについて話すのは、苦にならないものだ。

(佐藤来未/Office Ti+)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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