木下優樹菜が離婚危機?結婚3年目の危機を乗り切る夫婦論

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結婚後3年くらいで夫婦の危機が訪れるワケは?

木下優樹菜が離婚危機?結婚3年目の危機を乗り切る夫婦論

先日、タレントの木下優樹菜さんの離婚危機がワイドショーを騒がせました。木下優樹菜さんは2010年8月に婚姻届を提出されていますので、今年で結婚3周年となります。木下さん夫婦に限ったことではなく、結婚3年目に離婚危機を迎え、そのまま夫婦関係が破たんしてしまうカップルは大勢います。

男女の恋愛中は「PEA」という性ホルモンが、約3年にわたり分泌されるため、ドキドキ、ワクワクの関係が続くというのは周知の通りです。では、結婚後3年くらいで第1期の夫婦の危機が訪れるのは、性ホルモンの減少だけが原因なのでしょうか?答えは「No」です。

お互いの努力を損得で測る「条件付きの愛情関係」に陥る傾向に
新婚の間しばらくはフラットな横並びの関係ですが、少し時間が経つと、その関係性が上下の関係に変化する夫婦もいます。 夫婦にはさまざまな転機が訪れ、特に家を買ったり子どもを授かったりすると、夫には家長としてのリーダーシップが求められます。また、妻は家事の時間が増えるなど、夫婦それぞれが役割を担うようになります。しかし、その役割が期待通りに行われない場合、お互いが批判するようになり、それが高じるとルールで縛るような関係性が生まれます。これが、「フラットな関係」から「上下の関係」に変わる瞬間です。

そして、夫の収入が減ったり、飲んで深夜帰宅が続くと途端に、妻は夫の小遣いを減らすなどの罰則を課せたくなります。夫も夫で、妻が家事を手抜きし始めたり、妻の容姿が衰え始めたりすると「愛せない」という感覚を持ちます。 「あなたが養ってくれて育児を協力してくれるなら私は家事も頑張るね」という妻のスタンスに対し、夫も「妻が僕を大切にしてくれるなら」と、お互いに交換条件で考えるようになります。 これを「条件付きの愛情関係」と呼びます。 「自分だけが頑張っているのに」という感覚を持つと、お互いの努力を損得で測るようになります。

「役割」にこだわらず、加点スタイルで円満な夫婦関係を築く
このように陥るのは、結婚を「役割」でとらえているからなのです。 家庭を持ったからといって、役割を担うということに負荷をかけすぎてしまっては、それをこなすことで精一杯。その結果、家庭を失うなんて本末転倒です。 結婚したからといって、自動的に夫婦になるのではありません。 また、子どもを授かったからといって、すぐ親になれるということではなく、子どもが1歳なら親も1歳です。 3年のキャリアしかない夫婦なら、相手に多くを求めることはやめましょう。 夫や妻に対して、オーディションの審査員になったような辛口批判の減点方式を行うのではなく、共に白髪まで添い遂げるには人生年表の終わりに焦点をあて、100点満点になるようどんどん加点していくスタイルを心がけましょう。

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