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体内チップ!?デジタル医療最前線

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スマートフォンを使った「健康管理系サービス」が注目を集めている。リストバンド型のウェアラブルコンピューターが一日の消費カロリーや睡眠時間を自動的に感知、スマホに送信するサービスなどもあり、手軽に日々の体調を可視化できる点が魅力だ。これらはあくまで自己管理のためのツールだが、今後はテクノロジーの進化によって、さらに高度な予防医療への応用も期待されている。そのひとつが体内埋め込み型のマイクロチップと連動した「デジタル医療」の確立だ。

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「先日、スイスの科学者が皮膚の下に埋め込んだマイクロチップから血液状態をチェックする技術を開発しました。データは随時、自身のスマートフォンや主治医に送られ、日々の健康状態を管理することができます」(東京大学医科学研究所の上 昌広特任教授)

チップは14mm×20mmと小型で、血中コレステロールや血糖、タンパク質などに反応するセンサーを内蔵。数値から心臓病や糖尿病のリスクを読み解くことで予防医療や早期治療につなげることができるという。まさにSFの世界を地で行くような技術だ。

「技術がさらに進めば、体内チップが遺伝子の異常を感知し、がんの“超早期発見”も可能になると考えられます。もしかしたら体内の小型コンピューターがそうした異常遺伝子を自動で改変し、治療するなんてことすらできるようになるかもしれません」(同)

世界ではすでに似たような技術も実験段階。昨年、米ハーバード大などの研究チームは、骨粗しょう症患者の腰回りに埋め込んだチップの穴から薬を自動的に体内放出する実験に成功。この技術が確立されれば、通院が困難な骨粗しょう症患者の負担を軽減しつつ、効果的な治療が可能になる。今後はがん治療への応用も期待されているという。

現時点では人体へのリスクなど、解決すべき課題も多いというが、今後の展開に注目したいところだ。
(榎並紀行/やじろべえ)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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