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今夏、日本奇祭の旅のススメ

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今年の夏はどこにいくか、すでに予定は決まっただろうか。昨年に比べて円安だし、今年は国内に残って特別な体験をしてみようかな、なんて考えている人も少なくないのでは? とはいってもどこにいけばいいのか、なかなか情報が見つからないもの。そこで旅先選びのエッセンスに夏の旅行がてらに観ることができる奇祭と呼ばれる独特な風変わりなお祭りを厳選してご紹介!

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その1.「カエル男が命綱なし柱上踊り」(茨城県龍ケ崎市)
7月28日の日曜日、龍ケ崎市の八坂神社で行われる祇園祭の最終日、日没の時間に行われる「撞舞(つくまい)」。五穀豊穣を祈願するといわれる舞いなのだが、カエルのお面をした男が命綱なしで高さ14mの柱に登り、30分ほど笛や太鼓に合わせて踊るのだ。柱は竜を意味し、男は舞男と呼ばれカエルの神様を演じている。16世紀からの伝統の舞で国選択・県指定無形文化財にもなっているという。

その2. 「深夜に悲鳴が響き渡る!神様との鬼ごっこ」(岡山県久米郡美咲町)
恐怖の奇祭としてしられる「両山寺護法祭」は毎年8月14日深夜に行われる。「護法様」という神様の取り憑いた人が暗闇の中を駆け回る儀式で、観客は「護法様」に捕まらないように悲鳴をあげて逃げまわる。捕まったのに、お祓いをせずにいると命を落としてしまうこともあるという恐怖のお祭りである。

その3.「墓石に這うナメクジを探す」(岐阜県中津川市)
この地にある鎌倉時代の武将・遠藤盛遠の墓石に、旧暦7月9日になると、生前横恋慕の相手であった友人の妻・袈裟御前が「ナメクジ」となって這い上がるという伝承から始まった祭り。この日に参拝すると、9万9000日参拝したのと同等の御利益があるといわれ、参拝者でにぎわう。今年は8月25日に行われる。

その4.「深夜まで燃え続く巨大たいまつ」(山梨県富士吉田市)
毎年8月の26・27日に行われる「鎮火大祭」で通称「吉田の火祭り」と呼ばれている。高さ3mの筒形に結い上げられた巨大たいまつ70余本に一斉に点火する様は圧巻。町中が火で明るくなり、祭りは深夜まで続く。重要無形民俗文化財にも指定される日本三奇祭のひとつ。

その5「神主がカラスの鳴きまねを…?」(京都府京都市)
毎年9月9日に、京都市は北区にある上賀茂神社で行われる「烏相撲」。同神社の祭神の祖父が、巨大な八咫烏(やたがらす)となって神武天皇の先導をつとめたという伝承と、信仰行事としての相撲が結びついたこの祭りでは、神主が「カーカー」とカラスの鳴きまねを行う。もちろん真剣な神事である。

どれも帰ってからのみやげ話には困ることはない、風変わりなものばかり。見に行く際は、その土地の人たちが継承して続いているものということを忘れずに尊敬の念を持って参加してほしい。

この夏は奇祭を通して日本の土地の文化や伝統を再発見する旅に出てみてはいかがだろうか。
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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