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珍品多数の官公庁オークションとは

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「ヤフオク!」をチェックしていたところ、「官公庁オークション」なるページを発見した。じっくり見てみると、鉄道の客室照明や電動ろくろ、一眼レフカメラ、アンティークの真空管アンプ、マンガ、インクカートリッジ、ベンツ、土地付き物件と、カオスな出品物の数々が…。

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この官公庁オークションとは、いったい何なのか? ヤフーの官公庁担当者、川畑徳行さんに話を聞いてみた。

「官公庁オークションは2004年に始まったサービスです。出品者は国税庁や地方自治体などの行政機関で、全国で1400団体ほど。年に8回実施される『インターネット公売』と、年に6回の『公有財産売却』の2種類があります。一般にはあまり出回らないものもあり、比較的、安価で出品されることが多いですね」

インターネット公売と公有財産売却って、それぞれどういうものが出品されるのだろうか?

「インターネット公売は、税金滞納者から差し押さえた品物を扱います。例えば、書籍やカメラ、テレビ、自動車、土地のほか、フィギュアやプラモデル、ゲームなどのコレクターズアイテムなど、その種類は様々です。バットマンの等身大フィギュア、天保通宝3枚セット、全長2mのSL模型もありました。印象深かったのは、『着メロ』の商標権やなめこ選別機ですね」

そのほか、伊勢なら真珠、佐賀や福井なら陶磁器や焼き物、九州地方なら焼酎、新潟や秋田なら米…といった具合に、出品物にその土地柄が出ることも。一般流通している商品に比べて安価に購入できることもあり、特に焼酎や米は大人気だとか。

「一方の『公有財産売却』の出品物は、自治体が所有しているものになります。役所や学校で使用されていた机やいす、公用車から公有地まで、実に様々。ユニークだったのは、教材用の人体解剖模型や鉄人28号の展示用模型、ピーマン計量包装機、カーブミラーなどでしょうか」

カーブミラーって、道路の曲がり角にあるアレ!?  落札したところで、使い道が想像できないが…。このほか、2009年には北海道新冠町が「小学校まるごと売却」と称して廃校になった4校を出品。落札された旧太陽小学校は、現在「太陽の森 ディマシオ美術館」として生まれ変わったというイイ話もある。

なお、官公庁オークションは事前申込制。あらかじめ出品物ごとに参加申し込みをして、入札期間になったら入札を開始する。たいていは保証金(落札価格の10%程度)が必要で、支払いは現金による振り込みのみが多い。通常のオークションにはない事前手続きが必要なケースもめずらしくないので、実際に参加する場合は注意したい。

出品リストを見てツッコミを入れるもよし、意外な掘り出し物を見つけるもよし。「官公庁オークション」で、全国から集まった珍品をじっくり眺めるだけでも楽しい!?(有馬ゆえ+ノオト)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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