ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

Winny開発者の早すぎる死に追悼

DATE:
  • ガジェット通信を≫

P2Pファイル共有ソフト「Winny」の開発者の金子 勇氏が7月6日、急性心筋梗塞により42歳で死去したことが明らかになり、ネット上に驚きを与えている。

【画像や図表を見る】

金子氏は、東京大学特任助手だった2002年5月に「Winny」を公開。当時、2ちゃんねるでWinny開発を宣言した時のレス番号から「47氏」と呼ばれることもある。

Winnyは、個人のパソコン同士をつないでファイル交換をするソフトだが、匿名性が高く、違法なコピーファイルの交換に使われることも多い。2003年11月にWinny利用者が著作権法違反で逮捕されると、2004年5月には金子氏も著作権法違反ほう助の疑いで逮捕・起訴された。2006年の第一審では罰金150万円の有罪判決が下されるも、控訴審で無罪判決。さらに、2011年に最高裁は検察側の上告を棄却し、金子氏の無罪が確定した。

著作権侵害のほか、利用者のウイルス感染による情報漏洩などもあり、負の面がクローズアップされることの多いWinny。違法ダウンロードが厳罰化された影響や、その使用を制限するプロバイダが増えたことなどで、Winny利用者は減少傾向にあるものの、有用なツールだったと考えるネット住民も少なくないようだ。2ちゃんねるの「【速報】Winny開発者の金子勇さん 急性心筋梗塞で死去 #47氏」というスレッドを見ても、

「マジかよ
47氏にはお世話になりました」
「後に出た他のP2Pソフトに比べて、プログラムの完成度は桁違いだったな」
「2ちゃん葬にしてもおかしくないぐらいの偉人」
「日本の貴重な才能が」
「この人の功績は大きいよな
規制規制の日本は良い開発者がいるのにも関わらず、世界におくれた」(原文ママ)

などと、金子氏の功績を称えるとともに、早すぎる死を悼むネットユーザーが多かった。

2012年12月から東京大学情報基盤センター特任講師を務めていた金子氏は、個人のウェブサイトを開設し、自作のプログラムを公開していた。今年6月8日には、「物理演算とAIベースの格闘ゲーム」になる予定だという「NekoFight」というプログラムの最新版 「Ver 2.4」を発表している。
(R25編集部)

Winny開発者の早すぎる死に追悼はコチラ

※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、web R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

(web R25)記事関連リンク
違法DL抑止に「おとりファイル」
総務省がネットで“おとり捜査”実行中
天国で再会している?ルパンと銭型
【激撮!】遠く離れた地からの哀悼
R25をオフラインで読める無料アプリ(外部サイト)

カテゴリー : 未分類 タグ :
R25の記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。