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低気圧と頭痛は本当に関係あるの?

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雨降りの予報が出ている日や曇り空の日に、頭痛を訴える人は意外と少なくない。なかには「頭痛がするから今日は雨になるよ」なんて、自前の天気予報を口にするような人もいるほど。

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こうした症状は体質的なものなのか、筆者はまったく無縁なのだが、錯覚などではなく本当に天気がコンディションに影響するのであれば、なかなか大変。新宿ライフクリニックの須田隆興先生に聞いてみた。

「気圧が人間のコンディションに影響を及ぼすのは事実です。頭痛で雨降りを察知するほどの人は、おそらく慢性頭痛を発症しているのではないかと思われますが、低気圧が頭痛の誘発因子となることは医学的に認められているんですよ」

ちなみに、低気圧が発生すると上昇気流で運ばれた空気の気温が下がり、それによって水蒸気が雨粒に変わる。これが降雨のメカニズムの一例だ。

須田先生によれば、こうした急な気圧の変化が血管を膨張させ、神経を圧迫することがあり、それが頭痛につながるのだと解説する。

「天候により頭痛を発症しやすい人というのは、もともと偏頭痛持ちの人が多いのではないでしょうか。偏頭痛が起こる原因はまだ明らかになっていませんが、視覚や知覚の異常などの前兆が見られる場合が多いんです。こうした変化にナイーブな人は、気圧の変化もとらえやすいのかもしれませんね。なかには気圧が直接作用しているケースよりも、『雨が降りそうな日は頭痛になる』という思い込みが影響しているケースもあるかもしれませんが…」

といっても、たとえば飛行機に乗ったり、高い山に登った時など、より顕著な気圧の変化が起こる環境においては、そのかぎりではないと須田先生は補足する。

「標高2000メートル以上の高所に移動してから24時間以内に発生する頭痛や吐き気などの症状を、急性高山病と定義していますが、これは偏頭痛の有無とは無関係に誰の身にも起こり得ます」

重度の頭痛は仕事や日常生活に支障をきたしかねない。あまりに症状がひどい場合は、医師に相談することをおすすめしたい。
(友清 哲)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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