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TV電話型「代理人ロボット」登場

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自分の代わりに相手のデスクまで赴き、「テレビ会議」のように相手と「ディスプレイ越し」のコミュニケーションを可能にするロボットが開発された。

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このロボットを共同開発したのは、自動掃除機「ルンバ」で有名なiRobot社とテレビ会議システムを取り扱うCisco社。製品としての話題性もさることながら、高水準の技術を有する2社が共同開発した点に注目が集まっている。

このロボットは、いわば「移動式のテレビ電話ロボット」とでもいうべきもの。ロボットの「顔」に相当する場所にディスプレイが設けられ、あなたの顔を映してオフィス内を動き回る。

相手先にたどり着くと、内蔵カメラを通じて相手の顔を(あなたの)手元のディスプレイに表示。(あなたは)モニター越しに相手と「フェイス・トゥ・フェイス」のコミュニケーションができる。iRobot社のロボティクス技術と、Cisco社のビデオ会議システムが見事に融合してできた製品である。

名前はAva500(エーバ500)。このロボットが普及すれば、近い将来、オフィスにいなくても仕事ができるようになるかもしれない、との期待が高まっている。

ちなみに、このロボットを操作するのは、手元のiPad。iPad上の地図を見ながらロボットを操作し、相手先にたどり着いたら「テレビ会議用の装置」として使用可能となる。モードを変更することで、廊下ですれ違う人間と会話をすることもできるし、オフモードにすればAva500についたディスプレイのスイッチが切れ、充電場所へと自分で戻っていく。ルンバが自分で充電場所へ戻っていくのと同じ仕組みだ。

いずれは、オフィスに何台ものロボットが動き回り、自らはデスクから動くことなく、社内にいる他の人とおしゃべりできる時代になるかもしれない。

ただ、そのような世界が実現するには、オフィスがロボットにとって“動き回りやすい”環境であることが大前提。平坦で余裕のあるスペースがないと難しいし、できれば各人のオフィスが個室に分かれていることが望ましいだろう。残念ながら、今の一般的な日本企業のオフィスでは、導入が難しいかもしれない。とはいえ、こうしたロボットが実用水準になれば、在宅勤務がしやすくなることは確か。今後の開発に期待したい。
(西山 昇)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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