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“潮騒のメモリー”披露! 大友良英&ビッグバンドの「あまちゃん」サントラ・レコ発ライヴをレポ

 

「あまちゃん」オリジナル・サウンドトラック ジャケット画像

 

オリコン週間チャートの初登場5位を記録するなど、ドラマ本編と共に大きな話題を集めているNHK連続テレビ小説「あまちゃん」のサウンドトラックCD。そのリリースに合わせ、昨日7月2日に東京・パルコ劇場で開催された〈大友良英 & あまちゃんスペシャル・ビッグバンド〉によるレコ発ライヴの模様をレポートします!

「あまちゃん」が社会現象と言えるほどの盛り上がりを見せるなか、大友良英さんが手掛ける同番組の音楽のなかでも特に人気の高いオープニング・テーマを生で聴きたいという声に応える形で急遽実施されることとなったプレミアムなこの公演。2部構成で行われたコンサートには、ドラマの人気ぶりを反映するように子どもから年配の方まで幅広い年齢層のファンが詰めかけました。なかには、「あまちゃん」のTシャツを着用した人の姿もちらほら。

 

〈あまちゃん サウンドトラック レコ発ライブ!〉@東京・パルコ劇場 2013.7.2

 

予定時刻をやや過ぎた19:07に開演のベルが鳴ると、大友さんを筆頭とするバンド・メンバー計15名が拍手に迎えられて登場。会場が固唾を呑んで見守るなか、バンドは1曲目から“あまちゃん オープニングテーマ”のロング・ヴァージョンを演奏して満員のパルコ劇場を大いに沸かせます。ライヴは、ここから解説やエピソードを交えた大友さんの軽妙なトークと共に進行。

 

〈あまちゃん サウンドトラック レコ発ライブ!〉@東京・パルコ劇場 2013.7.2

 

初めて楽曲が使われた空撮のシーンが、実はラジコンのヘリコプターによるものだという驚きの事実が明かされた“行動のマーチ”、この日のステージ用に少しアレンジを変えたという“日常”、オープニング・テーマと同じくあまちゃんバンド流の〈スカ〉を鳴らす“朝のテーマ”と、ドラマの視聴者であれば誰もが記憶に残っているであろうナンバーが立て続けに登場。録音に参加しながらこの日は都合により不参加となった長見順さんに代わり、大友さん自身が「高校生の頃以来」というブルース・ギターを存分に響かせた“琥珀色のブルース”、彼が「作曲家人生の到達点のような曲」と語る“じぇじぇじぇ”と見どころが続き、スケールの大きな“海”を経て“テーマ変奏曲”で第1部は終了しました。

 

〈あまちゃん サウンドトラック レコ発ライブ!〉@東京・パルコ劇場 2013.7.2

 

後半戦は、各メンバーによるソロ回しがホットだった“あまちゃんスイング”で幕開け。ここで、ドラマの〈故郷編〉では三陸の素朴な印象からコードを少なくシンプルに、現在放送中の〈東京編〉ではゴージャスな雰囲気の曲作りを心がけたという制作秘話と共に、後者のイメージにぴったりな“ 銀幕のスター”も演奏されました。その後も、大友さんの「アキちゃんの猫背にグっときた」という告白に笑いが起きた“アキのテーマ”、実はこの日の編成の8割がメンバーだという活動休止中のバンド、チャンチキトルネエドへの敬意が込められた“あまちゃんクレッツマー”、ジミ・ヘンドリックス“Foxy Lady”風のリフを盛り込みながらもどこか脱力感漂う“地味で変で微妙”など、印象的な楽曲のオンパレード。そして第2部は、サントラのラストも飾る力強いナンバー“灯台”で大きな盛り上がりのなか一旦幕を閉じます。

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