株式投資で大損する人の3つの特徴

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株式投資で大損する人の3つの特徴
 給料が上がりにくくなっている今、“副業”として株式投資に手を出す、というのはある意味自然な流れだといえます。
 自宅でできて、なおかつ当たれば大儲けできるイメージのある株式投資は確かに魅力的ですが、順当に資金を増やし続けることのできる人は、やはり一握りでしょう。残りの人は資金を目減りさせ、場合によっては大きな損失をこうむってしまいます。
 では、投資で儲けられる人と損をする人の違いとは一体何なのでしょうか。
 今回は『ニュートレーダー×リッチトレーダー 株式投資の極上心得』(スティーヴ・バーンズ/著、オブリーク山岸/訳、竹書房/刊)から、失敗する投資家の特徴を紹介します。

■欲張りで非現実的な期待をする
 成功する投資家も失敗する投資家も、株を売り買いするという意味ではやっていることは同じ。しかし、その考え方が両者を分けます。
 失敗する投資家は、自分の投資への知識を過大評価し、「数か月以内に資金を倍にする」というような、バブルなどごく特別な時期にしか起こり得ないことを期待してしまいます。
 当然ながら、短期間に一気に儲けようとすると投資手法はギャンブル的なものになりがち。結果的に大きな損失を出すリスクが上がります。
 これに対して成功する投資家は、長期にわたって安定した収入を得ることを投資の目的にします。それによって過度に熱くなりすぎず、リスク管理に目を配りながら的確な投資ができるのです。

■自分のやり方が正しいとムキになって思い込む
 綿密な調査の結果、値上がりすると予想して買った株式ほど、その予想に反して値下がりした時に、その事実を受け入れがたいものです。
 そうして、その株式に見切りをつけられず、「待っていれば値が戻るかも…」という期待からいつまでも保有してしまうのが、失敗する投資家です。
 成功する投資家は、自分の投資判断がミスだったことに気づく目と、そのミスを認める勇気を持っています。
 投資で成功するためにはその勇気を持つとともに、買った時の株価からどれくらい下がったら撤退するか、というラインをあらかじめ決めておく計画性と、そのラインに達した時はどんなに思い入れのある銘柄でもスッパリと売って撤退する思い切りが必要だといえます。

■損をするたびに投資手法をころころ変える
 失敗する投資家ほど、株価の変動やトレンド、出来高など、投資へのヒントとなるシグナルに従わず、相場を自分で予想しようとしてしまいます。そしてさらに良くないことに、それで何度か損失を出すとすぐにそのやり方を諦めてしまうのです。
 これでは利益の出る投資はできません。
 反面、成功する投資家は、前述の通り失敗と判断した投資には早い段階で見切りをつけますが、それで自分のやり方をすぐに変えるようなことはしません。
 どんなに成功している投資家でも、全ての投資で利益を得ているわけではなく、利益を出したり損失を出したりしながら、トータルで利益を出しています。そのためには自分の信じたやり方を貫く芯の強さも、投資では大事なのかもしれません。

 本書には、新米投資家が金持ち投資家に教えを請いながら、成功する投資のノウハウを学んでいくというストーリーを通して、投資に於いて大切な考え方と方法論を学ぶことができます。
 我流で始めて稼げるほど投資は甘くありません。
 大火傷を負う前に、投資を成功に導くための要素について思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)



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