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匿名ひとりごと系サービスがブーム

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実名登録が基本とされるFacebookが、すっかり定番SNSとして根付いた昨今。しかし、サイバーエージェントが20~30代の男女500名を対象に行った調査によると、64%もの人が「SNS上で愚痴を投稿したくても投稿できない」と感じているという。そんな要望に応えてか、近頃「匿名ひとりごと系サービス」がユーザー数を伸ばしているそうだ。

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たとえば、「ぐちったー」はその名のとおり「愚痴」に特化したサービス。タイムラインにつぶやきが並んでいる様子は一見するとTwitterと変わらないが、その内容はすべて愚痴。ハンドルネームを登録する必要もなく、完全に匿名で投稿できるため、表立って言えないようなネガティブな気持ちを吐き出す場として盛況のようだ。

一方、匿名ながらも人とのつながりを大切にしたハートウォーミングなサービスも登場している。「リグレト」は日々の小さな「ヘコみ」や「後悔」を慰め合うことができるサービス。最近起きた「ヘコんだこと」を匿名で打ち明けると、他のユーザーから励ましのメッセージが届くというものだ。他のユーザーの後悔を慰めることもでき、自分がかけたなぐさめによってそのユーザーの後悔の念が解消すると、「ありがとう」のあいさつが送られてくる。

また、スマホ向けサービス「きいてよ!ミルチョ」は、ひとりごとでつながる新感覚コミュニティサービスで、登録会員数が約80万人(2013年6月時点)に達するほど人気だ。わざわざSNSを使って言うほどではない「どうでもいいひとりごと」を「ミルチョ」と呼ばれる不思議なキャラクターにつぶやくことで、「ミルチョ」がいろんな形に進化するというもの。他のユーザーのひとりごとを閲覧し「きいたよ」ボタンを押すこともできる。

このような「匿名ひとりごと系サービス」の人気の理由について、ネット事情に詳しい情報環境研究者の濱野智史さんは次のように分析する。

「ひとことでいえば“Twitter疲れ”“Facebook疲れ”、つまり“ソーシャル疲れ”に対する反動でしょう。記名性のSNSで起こりうる面倒な人間関係を避けるために、あえて誰とも深くかかわらない“ひとりごと”“匿名”に特化したサービスが出てくるのは自然の流れだと思います」

ネット上でのうかつな発言がトラブルを招きかねない時代になり、気軽になんでも発言できる場がソーシャルメディアに求められているようだ。
(有栖川匠)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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