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「パズドラ」快進撃の理由

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スマートフォンゲーム「パズル&ドラゴンズ」(略称「パズドラ」)の勢いが止まらない。2012年2月にサービスを始め、ダウンロード数は2013年5月半ばに1400万を突破。今や国内スマホ契約者の3人に1人が遊ぶ国民的ゲームとなった。

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運営するのは、PC向けオンラインゲームから出発したガンホー・オンライン・エンターテイメント。年間売上高は100億円程度だったが、「パズドラ効果」により、6月中旬発売の『会社四季報』では、今年度の売上高を1500億円と予想している。スマホアプリの調査会社によれば、世界のアプリ売上高ランキングでもパズドラは1位を獲得。北米、韓国などでの海外展開が成功すれば、更なる成長を遂げる可能性も秘める。

ヒットした要因の一つは、スマホに最適化したゲーム作りをした点にある。パズドラはパズルを並べて消すことで相手のモンスターを倒し、ダンジョンを冒険していくパズル&RPGというジャンルを開拓。ガラケーと呼ばれる従来型携帯電話上のゲームはボタンを押すだけの単純なゲームが多かったが、パズドラはスマホの性能を生かした操作性の高いゲームを作ったことが大ヒットにつながった。

加えて、グリー、モバゲーで課金疲れしたユーザーを取り込んだ点も大きい。ガンホーの森下一喜社長は「我々はIT企業ではなく、ゲーム屋。パズドラはソーシャルゲームとは違う」と断言するなど、流行りのソーシャルゲームとは一線を画すスタンスを崩さない。グリー、モバゲーは昨年のコンプガチャのように過剰な課金手法が問題になったが、パズドラは射幸心をあおる要素をさほど盛り込まず、広く薄く遊べるゲームにしたことで、多くのユーザーに支持された。

それでも未成年への高額課金問題は表面化している。これからの成長にも影響が出る部分なので、ガンホーの対策に注目が集まる。
(二階堂遼馬/『週刊東洋経済』)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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