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「奇跡の一本松」復元やり直し

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岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」の復元やり直し作業が5月27日から始まっている。

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これは、2011年に起こった東日本大震災の津波による深刻なダメージを受けながらも、その形を留めていた一本松を“復興のシンボル”として後世に受け継いでいくため、陸前高田市が保存整備するというプロジェクト。一本松の姿を可能な限り残し、屋外展示に耐えうる保存処理をするものだ。上部の枝・葉部分は型取り後レプリカを作製、根部分はコンクリートによる補強などの処理を行う。

しかし、完成が近づいてから、「枝葉が傾いている」などの指摘が入り、“復元のやり直し”をすることに。このこだわりように対し、ネット上では「そこまでする?」と批判が殺到。復元に当たって、市が約1億5000万円の寄付を募っていたことも批判に輪をかけている。

2ちゃんねる・ニュース速報+板に立てられたスレッド「【社会】奇跡の一本松、『前と違う』と復元やり直し作業開始…岩手・陸前高田[5/27]」では、

「どうせもうオリジナルじゃないんだし・・・・」
「これは明らかに無駄 そこまでやらんといかんの?」
「なんか注力するところちがくね?」
「ムダ遣いしやがって」
「一体何をやってるんだろうか 理解不可能」
「子孫に何を残すべきかを考えるべきだ
その金で新しいの植えろよ」

など、非難の声が多数。Twitterでは、

「いつか周囲に新しい松も生えるよう元気になってもらいたい」
「これからも枯れないでほしい」

のように、「復興のシンボルとして残す」ことには賛成する意見もあるが、

「本当に必要だったのかしらね…」
「こうなってくると、『奇跡』でもなんでもないような……」
「なんだかなー」

と“釈然としない”という内容のコメントが目立った。

一方で、『天空の城ラピュタ』『もののけ姫』などスタジオジブリ作品の美術監督を務めたことで知られる山本二三が、「奇跡の一本松」をモチーフにしたアニメ映画『希望の木』の製作を目指しているという話も。作品の配給に向けて、大口のスポンサーだけでなく個人からの支援を募集中だという。

ネット上で議論を呼んだ「奇跡の一本松」だが、“復元やり直し”もアニメ映画製作も、「奇跡の一本松を、将来に語り継ぎたい」という想いは同じ。復元は7月上旬完成を、映画は2014年の公開を目指すという。どちらも、今後の動向に注目だ。
(R25編集部)

「奇跡の一本松」復元やり直しはコチラ

※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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