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髪ダメージにまつわるウワサの真相

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「紫外線は髪に悪い!」「カラーリングは薄毛につながる!」など、巷には髪のダメージにまつわるウワサがあふれている。男性にとってもヘアケアは大きな関心事になっているが、これらのウワサは本当なのか? 例えば、これからの夏に向けて気になる紫外線は、髪にどんな影響を与えるのだろう…ということで、国際毛髪科学研究会会長の井上哲夫さんに疑問をぶつけてみた。

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「紫外線を浴びると、髪の主成分であるケラチンが破壊され、切れ毛やパサツキの原因になります。強い紫外線を浴びる際は、顔用の日焼け止めを髪につけるといいですね。ただ、油分が多いので、傷みの気になる毛先だけにつけ、帰ったらすぐに洗い流しましょう」

では、カラーリングやパーマでは、実際どんなダメージがあるのだろう? 傷むこと自体は経験的にもわかるのだが…。

「髪は構造上、縦の結合と横の結合があるのですが、ヘアカラーは縦の結合を切ってしまうので切れ毛が増えるんです。一方、パーマは横の結合を切ってしまうので枝毛になりやすい。ちなみに、カラーリングが薄毛につながる…という説については、『ないとはいい切れない』というところ。とはいえ、ヘアカラーに含まれる『過酸化水素』が頭皮の老化を促進させるのは事実です」

最近は「水」自体が髪に悪い、なんて話もあるが、これはどうなんだろう?

「水道水に含まれる不純物(ミネラル)が髪を傷つけてしまう、というウワサですね。確かに、悪影響がまったくないとはいい切れませんが、気にする必要はないでしょう。髪の酸化を招くとされるミネラルの一種、銅イオンも上限値1ppm (100万分の1)以下の低濃度に設定されているため、それほど傷みが進むとは考えられません。そもそも洗髪のたびに不純物が含まれない“純水”を使うなんて現実的ではありませんしね」

水自体のリスクより、気にしすぎて洗髪料を水でしっかりすすがないことによるリスクの方が高い、と井上さん。髪のケアで重要なのは、毎日の洗い方なのだそう。

「おすすめしたいのは、頭皮と髪でシャンプーを使い分けること。まずは2分ほどシャワーで洗い、スカルプシャンプーで頭皮を洗いましょう。泡を残したまま水を足して、髪用のシャンプーを追加。こうすると、髪用のシャンプーが頭皮に負担をかけることがありません」

頭皮の正しい洗い方は、両手の指を2~3cm間隔で地肌に当て、それぞれの指を近づけるようにして、毛穴の汚れを「揉み出す」こと。髪を洗うときは、手ぐしで髪をすくい上げるようにして泡を毛先まで移動させ、手の甲に残った泡を髪に戻す――という動きを繰り返すと汚れがしっかり落ちるそう。

「3カ月もすれば髪が元気になったことを実感できる」と井上さん。ダメージの原因を気にすることも大事だけど、まずは正しい洗髪法をマスターしよう。
(西田友紀/blueprint)
(R25編集部)

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