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復活アナーキーがまさかの新曲披露&名曲連発! 〈MAVERICK KITCHEN VOL.5〉レポPart.5

 

(photo by 菊池茂夫)

 

先日5月4日、毎年恒例となっているタワーレコード企画のロック・イヴェント〈TOWER RECORDS presents “MAVERICK KITCHEN”〉の第5弾が、東京・恵比寿LIQUIDROOMにて行われました。計14組が登場し9時間以上に及んだ同公演のレポートのラスト、Part.5をお届けします!

 

左から、小林高夫、藤沼伸一、仲野茂、寺岡信芳、逸見泰成 (photo by 菊池茂夫)

 

ここまで計13組が熱演を繰り広げてきた〈MAVERICK KITCHEN VOL.5〉のトリを務めるのは、伝説的パンク・ロック・バンドのアナーキー。17年ぶりに実現するオリジナル・メンバー5人でのライヴを待ちわびるオーディエンスは、セッティングのあいだアナーキーの名を叫び続け、フロアの照明が落ちると大歓声が挙がります! バンド名の由来でもあるセックス・ピストルズ“Anarchy In The UK”のボサノヴァ調のカヴァーが流れるなか、揃いの黒い衣装に身を包み白の腕章を付けた仲野茂(ヴォーカル)、藤沼伸一(ギター)、逸見泰成(ギター)、寺岡信芳(ベース)、小林高夫(ドラムス)がついにステージへと登場すると、会場の興奮はピークに。

 

(photo by 菊池茂夫)

 

(photo by 菊池茂夫)

そしてバンドが1曲目に演奏したのは、なんと新曲! “パンクロックの奴隷”と命名されたこのナンバーは、〈MAVERICK KITCHEN VOL.5〉出演に合わせて制作されたもので、パンク・ロック・バンドのアナーキーによるパンク・ロックへのアンチテーゼと言える楽曲。2013年のアナーキーによる最新の音と言葉がオーディエンスを貫くと、仲野は「ちょっといいですか、パンク・ロックの奴隷の諸君!」とさらに煽りを入れます。

舞台袖にそのパフォーマンスを目に焼き付けようとほかの出演者が詰め掛けるなか、アナーキーは“Ready Steady Go”“3・3・3”“缶詰”とキラー・チューンを連発。とても17年ぶりとは思えない、ガッチリとした一体感を持つ圧倒的なバンド・サウンドでフロアを揺らし続ける姿や、メンバー同士が笑顔を交わす様子は感動的ですらありました。

 

(photo by 菊池茂夫)

 

歌詞が問題となりセカンド・アルバム「’80維新」に収録されなかった曰く付きの楽曲“タレントロボット”に続き、メンバー間で話し合って歌詞を変更したという“東京イズバーニング”が叩きつけられると、フロアは大爆発! 全員がグチャグチャになりながら、オリジナル・メンバーによって奏でられるアナーキーのナンバーを受け止めます。そして、会場中で拳が突き上げられた“心の銃”から名曲中の名曲“ノット サティスファイド”に突入すると、LIQUIDROOMはこの日1番の盛り上がりを見せてカオス状態に! ステージは〈ノット サティスファイド〉の大合唱で幕を閉じ、いつまでも止まないアナーキーコールが、その素晴らしさを物語っているようでした。

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