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中国人の死亡原因の15%が大気汚染 年間123万人死亡の推計

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 中国の鳥インフルエンザ被害が広がり続け、浙江省、江蘇省から上海、北京へと感染は拡大、4月下旬には100人以上の感染が判明し、死者も20人に達した。ついには台湾でも感染が確認され、海外へ波及しはじめた。

 被害が深刻な地域は浙江省一帯から上海周辺だ。ニューヨークに本部を置く中国語専門テレビ局『新唐人』は4月4日付ニュースで、引退後、上海に住む江沢民元総書記が鳥インフルを避けて田舎に逃げたのではないかと報じた。官僚や富裕層ならば逃げることも可能だろう。だが、正確な情報もカネもない一般市民は、マスクをつけながら感染が鎮まるのを待つしかない。

 大気汚染が続く北京では今年、微小粒子状物質PM2.5に覆われ、健康被害を恐れた外資系企業の駐在員が続々と国外に脱出する事態となった。逃げ出したのは外国人だけではない。裕福な中国人は、比較的空気の良い福建省、四川省、雲南省などに一時的に滞在したり、都市部から郊外の別荘地に転居する動きを見せた。

 この数年、海外移民をめざす富裕層が増えているが、大気汚染と鳥インフルがそれに拍車をかけている。なにしろ、大気汚染を原因とする死亡者は、2010年には123万人を超えたと推計されている。これは死亡原因全体の約15%を占め、飲食習慣、高血圧、喫煙に次いでリスクが高いという。健康を気にする富裕層が逃げ出したくなるのも当然といえよう。

※SAPIO2013年6月号



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