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【7/10-11】仏具の里をお坊さんが巡る!「高岡クラフツーリズモ 2013」開催

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お坊さんの主な活動である仏事において、切っても切り離せないものがあります。それは「仏具」。お寺の梵鐘はもちろん、ご本尊を荘厳する燭台や香炉に花立、読経の前に「ぐわーん」と打ち鳴らす鏧(きん)・磬子(けいす)などなど、お坊さんの回りにはたくさんの仏具があります。しかしそんな仏具、一体どこでどんな人達によって、どんな工程を経て作られているか、皆さんご存知でしょうか?今回ご紹介しますのは、そんな「仏具」を巡る旅。日本の銅器生産額の約95%のシェアをほこり、その内の60%が梵鐘や仏像、仏具という「仏具の里」、富山県高岡市を旅するツアーです。

「高岡クラフツーリズモ」と名付けられたこのツアーは、高岡の伝統産業に携わる若き後継者たちが、高岡のものづくりの現場を知ってもらい、伝統の技術と産業、そして地域をより盛り上げていこうという想いのもと2011年よりスタートしたプロジェクト。そして今年開催されるのが、お坊さんや仏教関係者を対象としたスペシャルツアー「高岡クラフツーリズモ 2013 仏具の里をお坊さんが巡る 編」です!

高岡と仏具の歴史は古く、約400年前に加賀藩主・前田利長が7人の鋳物師を高岡市金屋町に呼び寄せたことから始まりました。それが今日の「高岡銅器」の基礎となり、そして同時期に興った「高岡漆器」と共に、高岡の産業として地域を支えてきました。そして浄土真宗との関わりも非常に深い土地柄であったことから、仏具製造が盛んになったと言われています。しかし現代、若い職人さんたちは仏教的な背景を十分に理解しないまま製造しているのが現状で、仏具のいわれやルーツ、宗派による違いなど疑問も多いのだとか。そこで、「仏具のヘビーユーザーであるお坊さんに話を聞いてみたい!」という想いから、このツアーが企画されました。

でも、仏具のヘビーユーザーであるはずのお坊さんも、普段使用している仏具がどんな風に作られているか、案外知らないかもしれません。そこでこのツアーでは、職人さんたちの作業現場を見学し、お坊さんと職人さんとの交流を通して、様々な意見交換を行ってもらい、お互いに仏具に対する理解を深めていくことを目的としています。これからの仏具がどうあるべきか、そんなことも一緒に考えられる機会となるかもしれません。


わたくし日下賢裕も一足先に高岡へと足を運んで、職人さんの作業現場を見学させてもらい、いろいろお話をさせていただいたのですが、これまで何気なく使っていた仏具が、実は大変な技術の結晶であるということに気付かされ、仏具に対する想いがガラリと変えられました。また仏具だけにとどまらず、その高い技術を活かした新しい製品の開発にも熱意が注がれており、伝統を守りつつも革新的な追求を怠らない姿勢が、とても刺激的でした。今回コーディネートしてくださった方も、ユーザーとメーカーのマッチングは、想像以上に面白いことになると驚かれており、ツアー本番もおおいに盛り上がりそうな予感です。

さらに今回のツアーでは、高岡が誇る国宝の瑞龍寺や、土蔵作りの古い町並みが残る山町筋や高岡鋳物発祥の地・金屋町など、高岡の名所も合わせて楽しむことができるのだとか。お坊さん、そして仏教関係者の皆さんに、ぜひぜひオススメさせて頂きたいツアーです。仏具と伝統産業の魅力に出会う旅。皆さまどうぞ、ご参加ください!

◯高岡クラフツーリズモ 2013「仏具の里をお坊さんが巡る 編」

日 時:2013年7月10日(水)〜11日(木) 1泊2日 
対 象:僧侶の方及び仏教関係者(宗派問わず)
募集人数:20 名 最小遂行人数 10 名
参 加 費:14,000 円(1 名 1 室利用)
(現地での交通費、昼食費、宿泊費、観光施設入場料、保険料含む)  
※近隣の方は、日帰り参加も可能です!
7月10日のみのご参加もできます。 
参加費おひとり 6,000 円となります。

企画:高岡伝統産業青年会 www.takaoka-densan.com/
企画協力:虚空山彼岸寺、エピファニーワークス
旅行企画・実施・お申込み:(有)高岡トラベルサービス
富山県高岡市問屋町65番地 高岡エクール1F 
TEL:0766-25-5455   FAX:0766-25-3841        
E-mail:tokimeki@sepia.ocn.ne.jp
(メールまたはFAXにて、お名前、人数、ご連絡先(メール/電話)を明記の上、お申込み下さい)

※現地までの交通費、交流会費は参加者負担となります。
※2名1室利用の場合はおひとり様 1,000 円引きとなります。 
※1日目高岡駅から2日目高岡駅までは貸切バスを利用します。

◎旅程
(1日目)
10:40 集合 高岡駅南口   
(参考電車:Max とき 310 号 東京発 07:00 はくたか 2 号越後湯沢発 8:20 高岡着 10:27
サンダーバード 1 号 大阪発 07:09 高岡着 10:10)
10:50 出発
11:00 梶原製作所 着  全体レクチャー 
11:20 梶原製作所 見学 
12:20 バス出発 
12:30 やすらぎ庵 着 昼食 
13:20 A B 班に分かれて出発
午後 A 班 
13:50〜14:40 勇印工房
15:00〜16:00 島谷昇龍工房
16:00〜16:45 高岡大仏見学
17:00〜18:00 モメンタムファクトリー orii
午後 B 班 
13:35〜14:35 島谷昇龍工房
14:55〜15:45 勇印工房
16:10〜16:45 高岡大仏見学 
17:00〜18:00 モメンタムファクトリー orii
19:30〜 高岡伝統産業青年会との交流会 @「たかまさ」 
奮ってご参加下さい!
 
宿泊:高岡マンテンホテル

 (2日目)
08:45 ホテル出発 
09:00〜11:30 高岡市内観光(国宝瑞龍寺、山町筋や金屋町散策)         
12:00 高岡駅にて解散

「高岡クラフツーリズモ」Facebookページ
https://www.facebook.com/crafttourism

○連載:仏教なう

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記者:

ウェブサイト: http://www.higan.net/

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