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Galaxy S 4 GT-I9500(Exynos 5 Octa版)開封の儀&ファーストインプレッション

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Samsungの2013年フラッグシップモデル「Galaxy S 4(GT-I9500)」を入手したので早速開封の儀を執り行います。Galaxy S 4は、約1年ぶりに発売されたSamsungの新フラッグシップモデル。Galaxy Sシリーズとしては4世代目となります。ディスプレイが5インチに拡大し、解像度も1,920×1,080ピクセルのフルHDになりました。フルHDのAMOLEDパネルを搭載した機種としてはGalaxy S 4が初めて。スペックが強化された、様々な新機能も追加されています。今回入手したのは8コアCPUのExynos 5 5410プロセッサを搭載したGT-I9500。現在のところ、GT-I9500はグローバル向けの3Gモデルとして販売されています。価格的にはSnapdragon 600搭載のLTE版より若干安いです。製品パッケージ製品箱は木目調のデザインに変わりました。材質は紙(リサイクル紙?)のままですが、化粧箱というものではなくなっています。まあ、どうでもいいですね。同梱品は、Galaxy S 4本体、2,600mAhバッテリー、バックカバー、インイヤータイプのヘッドセット(EO=HS3303WE)、USBケーブル、USBチャージャー、取説・保証書などの書類。韓国版のようにスペアバッテリーやバッテリーチャージャーケース、Micro SDカードの試供品はありませんでした。Galaxy S 4の筐体デザイン全体的にはGalaxy S IIIの流線形スタイルを踏襲したデザイン。寸法は136.6mm×69.8mm×7.9mm。Galaxy S IIIと比較して、画面サイズは4.8インチ→5インチに拡大しながらも、小型化・軽量化されています。Galaxy S 4を初めて持った時の感触はやはりその軽さです。Galaxy S 4の質量は130gと、5インチスマートフォンの中ではおそらく最軽量でしょう。カラーリングも新しくなっています。カラバリはGalaxyS IIIのように後々追加されるそうですが、現在のところはブラック系の「Black Mist」とホワイト系の「Whote Forst」の2色です。今回入手したのはBlack Mistです。本体前後はダークグレーといった感じ。前面はヘアラインの模様があり、背面には細かいチェック模様が刻まれています。表面はGalaxy S IIIと同様に光沢があり、ツルツルしています。バックカバーとバッテリーは取り外せます。カバー内部にはMicro SDカードスロットとMicro SIMカードがあります。側面はGalaxy S IIIよりもフラットになり、メタル部分の割合が増えました。左側にはボリュームボタンがあります。ボタンの感触はGalaxy S IIIに似ています。右側には電源ボタンがあります。上部には3.5mm径のステレオジャック、小さい穴はノイズ抑制用マイク、左の穴のような黒点はリモコン用の赤外線ポートです。下部にはMicro USB端子、通話用マイクがあります。Galaxy S 4はMHL2.0に対応しており、給電不要でHDMI出力できます。操作ボタンの構成も従来通り。中央はホームボタン、左はメニューボタン、右は戻るボタンです。ホームボタンを長押しするとアプリ起動履歴やタスクマネージャーへのショートカットが表示されます。メニューボタンを長押しするとGoogle Nowが起動します。上部には210万画素カメラ、近接&ライトセンサー、さらに、後述するエアジェスチャー用の赤外線センサーがあります。Galaxy S IIIとのサイズ比較。縦はほぼ同じ、横はわずかにGalaxy S 4が小さい、厚さはGalaxy S 4の方が小さいのですが、Galaxy S IIIの方がより丸みを帯びた構造なので、握ったときの厚さはほどんと変わりません。側面の形状はフラットになっています。側面から背面にかけてのカーブはきつくなっています。Galaxy S 4のスペックGalaxy S 4に搭載されているプロセッサは8コアCPUのExynos 5410。GPUは3コアのPower VR SGX544MP。CPUは8コアですが、アプリの負荷に応じて、高性能型のCortex-A15×4群と低消費電力型Cortex-A7×4群がハードウェアレベルで切替わる仕組みで、システムレベルでは、4コアCPUとして認識されます。発熱については、予想したほど熱くなかったという印象です。ベンチマークアプリやゲームを実行すると、本体上部(リアカメラ回り)がけっこう熱くなりますが、基本的にそれ以外の場合はGalaxy S IIIと同程度といった感じです。スペックシートでCPUの動作クロックは最大1.6GHzと記載されていますが、Cortex-A7群は最大1.2GHz、Cortex-A15群は最大1.6GHzと、コア群によって最大クロックが異なります。CPU使用率アプリを使ってどちらのコア群がアクティブなのかを把握することはできませんが、少なくとも1.3GHz以上ではCortex-A15がアクティブだとすると、しばらく使った感想としては、1.3GHz以上になることはホーム画面やUIを激しく動かした時、アプリ起動時(一瞬)、ベンチマークアプリやゲームアプリを使用中がほとんどで、それ以外は1.2GHz未満で動作していました。なので、使用時間の大半を占めるのはCortex-A7群ではないかと思います。ベンチマークアプリのスコアは最高レベルといっていいでしょう。Quadrantは12000点台。Antutuは27000点台、3DMarkの「Ice Storm」は10000点台、「Ice Storm Extream」は6000点台。RAM容量は2GB、内蔵ストレージの容量は16GB。スペックシート上の内蔵ストレージの容量は16GBですが、OSやプリインストールアプリなどのシステムファイルを抜いた実効容量はわずか8.92GBです。仕様の半分しか無いのですが、Micro SDカード(MicroSD/SDHC/SDXC)が利用できるので、ファイルの保存容量で困ることはそれほど無いかと思います。カメラは背面に1,300万画素の裏面照射型CMOS(LEDフラッシュ付き)、前面に210万画素の裏面照射型CMOSを搭載。どちらも、ゼロシャッターラグに対応するほか、1080p@30fpsでの動画撮影も可能です。Galaxy S 4では、前後の2つのカメラを使って静止画や動画を撮影したり、ビデオ電話をしたりできる”Dual Camera”機能が追加されています。カメラUIはシンプルになりました。オプションは上部に横方向に並んでいます。新に追加されたモード切替えボタン。Galaxy Cameraを参考にしたものではないかと思います。Galaxy S 4の特徴的なカメラ機能を表示されるモード一覧を上下するだけで切り替えることができます。画像サイズや画質に関わる各種パラメーターは、従来通り、画面上の歯車アイコンで変更できます。無線LAN機能は従来のIEEE802.11a/b/g/nに加えて、5GHz帯でDraft IEEE802.11acに対応しています。Draft 11acではHT80モードで転送速度最大867Mpbs。また、Bluetooth v4.0、NFC、DLNAに対応するほか、Galaxy S 4では、本体上部に赤外線ポートが内蔵されており、テレビやDVDレコーダーなどのリモコンとしても利用できます。入手したGT-I9500の対応周波数はGSM/GPRS/EDGE(850/900/1800/1900MHz)、WCDMA/HSPA+ 42Mbps(850/900/1900/2100MHz)。LTEには対応していません。センサー類は、加速度/ジャイロ/デジタルコンパス/近接/GPS/GLONASS、さらに、温度、湿度、前面に赤外線(エアジェスチャー用)もあります。外部接続端子は3.5mmオーディオジャック、Micro USBを搭載しています。Galaxy S 4はMHL2.0に対応しているので、HDMI出力時に外部からの給電は不要です。バッテリー容量は2,600mAh。Galaxy S IIIから500mAhアップしました。Galaxy S 4はQi準拠のワイヤレス充電に対応していますが(厳密にはQi Ready)、実際にワイヤレス充電を利用するにはバックカバーを別売の専用カバーに交換する必要があります。スペック自体は市販されているスマートフォンの中では最高レベルといった感じです。他社より一歩先を行っているという印象は受けませんが、温度・湿度センサー、MHL2.0に対応するなど、他社の2013年フラッグシップよりも機能は充実していると思います。Galaxy S 4のソフトウェアGalaxy S 4のOSはAndroid 4.2.2(Jelly Bean)。Samsung独自UIのTouchWizは、ホームアプリはGalaxy S IIIのものからさほど変わっていませんが、設定メニューがタブ化し、項目が整理が行われました。通知パネルの各スイッチはWi-FiやBluetoothなどのON/OFFだけではなく、こちらの記事で紹介した数多くの新機能のON/OFF操作ができるなど、機能自体はかなり増えましたが、よく纏まっており、使いやすくなっています。ロック画面。解除エフェクトに「陽光エフェクト」が追加されました。ホーム画面。ホームアプリの外観や操作方法はGalaxy S IIIのものと大体同じです。ウィジェットの多くはデザインが大きいサイズのものに変わっています。通知パネル。上部のスイッチの数がGalaxy S IIIでは10個でしたが、Galaxy S 4では20個になっています。具体的には「Wi-Fiテザリング」、「S Beam」、「NFC」、「エアビュー」、「エアジェスチャー」、「クルマモード」、「スマートステイ」、「スマートスクロール」、「自動同期」、「機内モード」が追加されています。通知パネル右上のアイコンをタップするとスライド表示からタイル表示に切り替わります。表示/非表示設定も可能。各スイッチを長押しすると該当のメニューにジャンプします。プリインストールアプリを紹介します。新アプリは、「Samsung Hub」(5種類のHubアプリのストア機能を統合したもの)、「Samsung Link」(AllShare Playのリニューアル版)、新バージョンの「Group Play」、「S翻訳」(日本語対応の翻訳アプリ)、「オプティカルリーダー」(OCRアプリ)、「TripAdvisor」(周辺情報アプリ)、「WatchOn」(番組表+リモコンアプリ)。Galaxy S 4の設定メニューはタブで表示されるようになりました。機能が増えすぎて従来通りでは縦に長くなってしまうから変えたのでしょう。タブは「接続」、「デバイス」、「アカウント」、「その他」。内容的には従来の縦スクロールのものを4分割し、タブで分けたという感じです。ここからはGalaxy S 4の新機能を簡単に紹介します。各機能は個別に別の記事で紹介するつもりです。新機能1:「エアジェスチャー」。Galaxy S 4の上部にある赤外線センサーを利用した手のジェスチャー機能です。スリープ中に画面上に手をかざすと時刻や通知を表示したり、画面上で左右に手を振ると、音楽や画像を切り替えたり(エアブラウズ)、画面上で上下に手を振ると画面サイズに合わせてWEBページを上下にスクロールしたり(エアジャンプ)、ホーム画面でアプリアイコンを選択した状態でもう一方の手でセンサー上を左右に振るとアイコンの配置ページを切り替えたり(エアムーブ)、着信中に手を左右に振ると応答できたりします。新機能2:「エアビュー」。Galaxy NoteのSペンを使ったエアビューの指バージョンです。指をかざすと予定やメール本文の一部をポップアップ表示したり(情報プレビュー)、動画プレイヤーでプログレスバー上に指をかざすとサムネイルや経過時間を表示したり(プログレスプレビュー)、電話アプリでキー上に指をかざすとスピードダイヤルの割り当て内容を表示したり(スピードダイヤルプレビュー)、WEBブラウザで指を近づけると拡大表示したり(WEBページルーペ)します。各操作は、これらの機能は、実際に動作すると振動や音声でフィードバックするように設定することもできます。新機能3:「スマートスクロール」。これはフロントカメラで目を検出して、顔や端末のいずれかを傾けることでページをスクロールできる機能です。機能するのはWEBブラウザなどのごく一部のアプリですが、けっこうキッチリ動作し、スクロール速度も調節できるので、意外と使えるかと思いました。新機能3:「スマートポーズ」。これはフロントカメラで目を検出して、動画再生中に画面を見ていないと判断すると、再生を一時停止する機能です。一見便利そうですが、センサーの誤認識などもあり、動画を見ているのに再生が止まったりして使い物になりません。新機能4:「スクリーンミラーリング」。Galaxy S IIIから採用されたワイヤレスディスプレイ機能です。Galaxy S 4で名称が変わりましたが、Miracastに準拠した機能であるところは同じです。手元のPush2TVではちゃんと動作しました(写真上には表示されていませんが、ちゃんと繋がりました)。新機能5:「音声コントロール」。名前の通り音声で本体を操作する機能です。現在のところ、着信やChatOnの音声チャットへの応答、アラームの停止、カメラの音声シャッター、音楽のコントロールが行えます。新機能6:「安全サポート」。これは緊急事態の時にボリュームアップ/ダウンを同時に3秒間押すと、事前に設定した緊急連絡先に現在地の情報とカメラで撮影した写真をメッセージ(MMS)で送信し続ける機能。警察といった機関への緊急電話としてではなく、ユーザーの便宜のために使用されることを想定した機能とされています。新機能7:「画面トーンの自動調節」。画像ごとに色のトーンを調節してバッテリー消費を抑える機能。新機能8:「高感度タッチ」。これはタッチパネルの感度を上げて、手袋をしたままでも操作できるようにする機能です。新機能9:「Group Play」。これは、Wi-Fiテザリングを有効にしたGalaxy S4とGroup Play対応機種間で音楽、画像、動画、ゲームプレイを共有する機能。Galaxy S IIIにも同じ名前の機能が搭載されていますが、中身は別で互換性はありません。対応機種は現在のところGalaxy S 4のみです。NFCタッチ機能でグループに参加できます。たとえば音楽を複数のGalaxy S 4で共有するとサラウンドが体感できるようになります。新機能10:「WatchOn」。これは、テレビガイド機能と家電のリモコン機能が一体となったアプリです。テレビのソースは地上波、IPTV、ケーブルTVに対応しており、テレビ番組やVOD動画を検索したり、視聴・録画予約したりできるほか、バーチャルリモコンでテレビ/DVDレコーダー/セットトップボックスをコントロールできます。日本では地デジ、BBTV、JCOM、JCNに対応しています。けっこう便利でした。新機能11:「Sヘルス」。これは健康管理アプリで、日々の食事や運動をログとして残せます。ログにはGalaxy S 4の温度/湿度センサーで取得した気温と湿度も保存されます。新機能12:「Samsung Hub」。これは、従来のMusic Hub、Media Hub、Readers Hub、Games Hub、Learning Hubを統合したデジタルコンテンツストア。Samsung版Google Playストアみたいなものです。Samsung Hubでは、映画、テレビ番組、音楽、教育コンテンツ、電子書籍、ゲームが販売されていますが、日本では動画とゲームしか購入できません。新機能13:「S翻訳」。これは翻訳アプリです。日本語、韓国語、中国語、英語は双方向で翻訳できます。長くなりましたが、Galaxy S 4 GT-I9500の紹介は以上です。後日、Sanpdragon 600版のGT-I9505を紹介します。



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