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BL小説界屈指の作家が書いた女性のためのごほうび恋愛小説

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 ボーイズラブ小説界屈指のヒットメーカーと呼ばれる小説家・崎谷はるひさん。
 長年、ファンから一般文芸作品を熱望されていた崎谷さんが描いた、がんばっている女性に向けたごほうび恋愛小説とはどんな一体物語なのか。

 『トオチカ』(角川書店/刊)は、崎谷はるひさんの一般文芸作品第1作目。
 主人公は鎌倉で小さな雑貨とアクセサリーの店「トオチカ」のオーナー店長をつとめる32歳の里葎子。仕事、趣味、ごはん、友人で完結したい。男はいらない。恋愛はもうこりごり。友人であり、共同経営者の比奈と雑貨屋を営みながら、鎌倉でゆったり楽しいおひとりさま人生を過ごしていた。
 里葎子は20代の頃、大手の文具メーカーに勤めていたが、当時、恋人からモラルハラスメントを受け、仕事も恋愛も失い、身も心もぼろぼろになって鎌倉に住む伯母の家に引っ越すこととなった。――男性に対してトラウマを抱えてしまった過去があったのだ。

 そんな里葎子の前に現れたネットショップを営む有能なバイヤー・敷地千正(せんしょう)。
 初対面から女性の顔を見るなり「ほんとうにこんなかわいいひとがいるショップだとは思わなかったな」などと平気で言ってのけるチャラい男だが、大柄な体と強引で魅力的なところも持ち合わせていた。そして、顔を合わせるたび、千正はチクチクと里葎子のコンプレックスを刺激する。
 なぜか彼の前ではいつものように振る舞えない里葎子だが、ある日、千正に里葎子は自分をさらけだしてしまう…。

 作者の崎谷さんは1998年に作家デビュー。サスペンスミステリー仕立てのドラマティックな展開や、海外ロマンス小説顔負けの濃密な恋愛描写と心理描写に定評がある。
 その描写はもちろん本作でも健在で、登場人物たちの揺れる心がテンポよく描かれており、読み手はすぐに物語に入り込んでしまうはずだ。里葎子と千正の恋の行方は一体どうなってしまうのか?

 トラウマを抱えたアラサ―女性の大人の恋を描いた本作。気丈に生きる大人の女性の恋愛物語に共感する女性は多いはずだ。
(新刊JP編集部)



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