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「言い訳できる」モノだけが売れている。

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今回は、『はてな匿名ダイアリー』から転載させていただきました。

「言い訳できる」モノだけが売れている。

いつからそう感じていたのか分からないのだけど、モノを買う事に罪悪感を感じるようになっている自分に気付いた。

昔は、欲しいモノがあったら、ポンポン買っていたのだけど、今はどうもそんな気分にはならない。

「欲しい」という気持ちを「罪悪感」が上回って買えなかったりする。

「消費すること」・「お金を使う事」=「悪い事」と感じるようになってしまっている。

日本が不況と言われるようになったのも関係していると思うし、「エコ」だとか「節約」とかが良しとされる風潮が広まって来ている中で生きてきて、自然とそう感じるようになってしまったんだと思う。

日本中の人が、自分のようにモノを買う事に罪悪感を感じているんだとすると、それが不況の原因なのかなあと思ったり。。。

でも、ここで書きたいのはそういう事じゃなくて。

そんな「モノを買う事に罪悪感を感じている」自分でも買ってしまうモノ達がある。

漠然と最近自分が買ったモノや、買ってもいいかなあと思っているを眺めていて、そこには共通点がある事に気付いた。

それは「自分に言い訳ができる商品」であるという事。

例えば、

・ 買う事で、発展途上国の仕事が増えるというバッグ。
・ 被災地の支援になるプロダクト。
・ 二つの使い方ができるバッグ。
・ 他のお店で売っているより安かった文房具。

などなど。

商品のジャンルは違うけど、全てに「言い訳ができる」という点は共通している。

思いついた言い訳を書き出して見ると。

・ 買う事で、発展途上国の仕事が増えるというバッグ
  →(言い訳)このバッグを買えば、発展途上国の援助にもなるんだ。
・ 被災地の支援になるプロダクト
  →(言い訳)これを買えば被災地を支援できる。
・ 二つの使い方ができるバッグ
  →(言い訳)二通りの使い方ができるので、二個買わずに済む。
・ 他のお店で売っているより安かった文房具
  →(言い訳)他で売っていた値段より安かったんだから得した。

というような感じ。

買ったものは、無意識のうちに、自分を説得できる言い訳が思いついたものばかり。

そう考えるうちに浮かんだ仮説がこれ。

『現代のような「消費」=「悪」という社会では、人が欲しいモノをつくっても売れない。売れるモノは「言い訳できる」モノである』

そう考えると、色々な企業が、社会貢献活動をしているのにも納得がいく。

まわりまわって、その企業の商品が売れる為の「言い訳」になるのだから。

これから、モノをつくったり、売ろうとしたりする人は、「言い訳できる」という視点で、アイデアを練ったり、売り方を考えればいいんじゃないかなと思った。

※もちろん、企業の社会貢献的な活動が悪いと言いたいのではありません。消費者の購買活動の動機づけや判断の材料として働いているだろうという意味です。

※思いついたので追記。『一生モノ』という言葉も非常に有力な「言い訳」。

転載元:こちらは匿名投稿『はてな匿名ダイアリー』からの転載です。
転載いただいた記事は2013年04月23日時点のものです。

画像:お買い物! Shopping!『flickr from YAHOO!』
http://www.flickr.com/photos/tks0701/7031729099/

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