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低収入の人に特有のお金の使い方

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低収入の人に特有のお金の使い方
 平均年収300万円時代といわれる今、自分の収入に満足しているという人は昔と比べると減っているはず。そして、会社員をやっているかぎりは、今後昇給があったとしてもその額は知れたもので、おのずと自分が一生かけて稼ぐ金額も予想がついてしまいます。
 しかし、世の中にはごく少数ですが、年収1億円以上稼ぐ人もいます。
 『年収1億円を稼ぐ人、年収300万円で終わる人』(学研パブリッシング/刊)の著者、午堂登紀雄さんは、「年収1億円の人」と「年収300万円」の人の間には、考え方や仕事の仕方、心構えなどあらゆる面で違いがあるといいます。そして、もし年収を上げたい、お金を稼ぎたいと思うのであれば、「年収1億円」の人々がどのように考え、仕事をしているかを学び、取り入れてみることを勧めています。
 一体、両者の間にはどんな違いがあるのでしょうか。
 ご本人を直撃してお話を伺いました。今回は後編をお届けします。

―「1億円の人」と「300万円の人」の違いで大きなものの一つに、「お金に対する感覚」があります。このような感覚はどのように磨いていけばいいとお考えですか?

午堂「何かモノを買う時、ほとんどの人は“欲しいから”買います。そうではなくて、“必要だから”買うという風にスイッチするといいのではないでしょうか。“この出費は自分に変革をもたらしてくれるかどうか”と財布を開くたびに考えることが大事です。そうすると“欲しい”という理由だけでお金は使わなくなるはずです」

―確かに、「自分に変革をもたらすか」ということで考えると、あまり買う必要のあるものは思い当たりません。

午堂「そうなんです。だから、自己満足的なお金は使わなくなりますし、その視点で必要だと思ったことにはお金を使うようになります。
たとえば、海外旅行で50万円使ったっていうと、普通の人は浪費だと思うじゃないですか。でも、海外に行くことで自分の見聞を広げて、現地の人と交流してビジネスのヒントを探すとか、“自分の変革”という視点で考えるならば、有意義な出費なので高いとは思わない」

―第8章に書かれている、人間関係における年収1億円の人と年収300万円の人の違いを拝読して感じたのですが、「1億円稼ぐ人」の対人関係は、日本でやると嫌われてしまいそうなものが多くあります。
たとえば、「300万の人は友人と平等につきあうが、1億の人は格差をつける」とありますが、友人みんなと平等に付き合っていては、大金は稼げないものなのでしょうか。

午堂「大学時代の同級生との飲み会と、大事な取引先の部長への接待が重なったら、とりあえず仕事である接待の方を取る人は多いはずです。“300万円の人は平等に付き合う”と書きましたけど、誰でもある程度は人間関係に格差をつけているんですよ。
それと、ある人が昔の友達と遊んでいる時に、同僚がビジネススクールに行って勉強していたとしたら、そりゃ差がつきますよね。それでもいいのなら、どんな友達ともまんべんなく付き合えばいいんです。ただ、時間は有限なので、お金を稼ぐことや他のものは諦めなければいけないと思います。お金を稼ぎたいなら稼ぎに繋がるような人と話したり、稼ぐことについて考えたり、勉強をしなければいけないわけですから」

―本書で書かれているように、大金を稼ぐ人は「安定」を求めません。しかし、今の風潮として「安定」を求める人が増えているのも事実です。このような風潮について何かご意見があればお願いします。

午堂「チャンスですよね。みんなが安定を志向するなかで挑戦志向を持ってやっていけばみんなを出しぬけるじゃないですか。挑戦しない人が多いからこそ、今挑戦すればいいんじゃないかと思います」

―「安定志向」と関連するのですが、たくさんお金稼ぐ人は、稼いだお金をまた外に出して運用しますが、普通の人は“とりあえず貯金しよう”となりますよね。

午堂「貯金のある状態が安心であって、その安心がほしいんでしょうね。しかし、そういう人は貯金と引き換えに経験だとか、新しい人との出会いやつながりが犠牲になっているということに鈍感だとも言えます。
昨日まで九州にあるラーメンチェーンの『一風堂』の研修センターに行っていて、そこで社長の河原成美さんとお話ししたんですけど、年商150億円稼いでいても、次の投資や人材育成などでお金をもどんどん使うから全然お金がないと言っていました。でも、それでいいんだそうです。お金を使ったおかげで色々な経験ができますし、人とのつながりも生まれる。それはお金には代えられないんですよ」

―本書をどのような人に読んでほしいとお考えですか?

午堂「年収1億円を目指すという向上心を持った方ですね。ただ、たとえ1億円に届かなくても、そこを目指すことに意味があると思っています。大学受験もそうですけど、このくらいの大学でいいやと思っていると、実際にはそこより下のランクの大学にしか受からない。でも一番上のランクの大学を目指していれば、たとえそこには合格しなくてもその次くらいのところには受かるはずです。そうやって目標を高いところにおくと、そこに到達できなくても普通の人よりは高いところにいけます」

―最後になりますが、読者の方々にメッセージをお願いできればと思います。

午堂「挑戦しつづけることですね。安定した時代や先が見える時代はもう来ません。現状に満足せず、動いた人だけが勝つと思います」
(新刊JP編集部)



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