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単独ツアー、写真集、ラジオ・レギュラー発表も! アプガ念願の横ブリ公演レポ

 

 

去る4月13日、とうとうアップアップガールズ(仮)が横浜に戻ってきた。〈下剋上アイドル〉と呼ばれるメンバーたちは、アイドル界の名門校〈ハロプロエッグ〉の研修過程を2010年11月に終了。これは事実上の戦力外通知といえるものだった。アップアップガールズ(仮)を結成した7人は、常に「ハロプロを見返してやる!」と奥歯を噛み締めてきたのである。

そして、ハロプロエッグ最後の公演となった会場が横浜BLITZだ。彼女たちにとって〈横ブリ〉は特別な意味を持つ場所であり、この日のライヴを成功させることがトラウマ払拭には絶対不可避だった。

 

左から、仙石みなみ、新井愛瞳

 

14:05、客席が暗転すると、これまでの歩みをまとめた映像がスクリーンに映し出された。ハロプロエッグ時代の初々しい姿に混じって、ハロプロエッグ修了で途方に暮れたことを思い出すメンバーの発言が客席の涙を誘う。

ステージに現れた7人は、グループの決意表明ともいえる歌詞の“あの坂の上まで、”を歌い切る。そして、ここからは感傷的なムードを振り切るように“イチバンガールズ!”“マーブルヒーロー”をハイテンションのまま披露した。

「ついに夢の横ブリにやってきました! この7人のサムライで大暴れしてやるぞーッ!」

最年長の仙石みなみは、万感の想いを吐露する。一方、最年少の新井愛瞳は「西武ドームの5人組には負けません!」と、ももいろクローバーZに対する挑発を示唆。また〈破壊王〉を自称する空手経験者の佐保明梨は、この日のため特別に試し割り5枚に挑む。「テイヤッ!」のかけ声とともに、これを見事に叩き割ると、会場から喝采を浴びていた。

 

 

その後は“リスペクトーキョー”“チョッパー☆チョッパー”“UPPER ROCK”などヘヴィーかつラウドな代表曲を惜しみなく披露。もともと下積み時代が長い7人だけにパフォーマンス力には定評があったが、全国5か所でその土地ごとのローカルアイドルと対決する〈対バン行脚(仮)〉を経て、歌とダンスにたくましさが加わった印象。ファンも声を枯らして熱狂的に声援を送っていた。

佐藤綾乃

アンコールでは、全国対バン行脚(仮)の様子を収録したドキュメント写真集が出版されることがメンバーから発表された。もちろんこれは、ファンにとってうれしいニュース。と同時に、ホッと胸を撫で下ろした観客も多かったはずだ。このところ、節目となる大きなライヴでは、観客の度肝を抜くサプライズが発表されることが慣例となっていたからである。

「ひとこと言わせてください。いま、幸せで~~~~す! 2年前は、まさか横浜BLITZでできるなんて思わなかった。いままで頑張ってきてよかったなって思います。ここに来るまでに逃げたくなったこともあったけど、握手会とか、たくさんの……」

ここまで語ると、とうとう感極まって号泣し、言葉に詰まる佐藤彩乃。「頑張れ~!」という客席の声に後押しされて、最後の気力を振り絞る。

「……たくさんの会場で〈頑張れ〉とか〈ちゃんと見てるよ〉って言ってもらったことがすごくうれしくて……。ここまで来られたことが幸せです。でも、アプガはこれからも続くので! どんどんスキルアップして、〈こんなの見たことない!〉という姿を見せたい。これからも応援よろしくお願いします!」

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