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英語を楽に身につける読書術

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 旅行や留学、もしくはビジネスで使う目的で、英語を勉強したいと思っている人も多いはず。しかし、なかなか続かないのが語学の勉強です。どうしたら、英語を身につけることができるのでしょうか。

 その方法の一つが、英語を勉強するのではなく「使う」ことです。例えば話したり、読んだりするときの手段として、英語を使います。それと同じ感覚で、「使う」意識を持つことが大事です。TOEICで990点を獲得、翻訳者としても活動している宇都出雅巳さんが行っていた「使う」方法は、本の「原書」を読むことでした。

 元々、英語の勉強が嫌いだった宇都出さんは、英語を「使う」ようになって劇的に英語力が上がったといいます。
 特に有効だったのが、ビジネス洋書を読むこと。語学の学習は「読む」ことが前提。ネイティブではないのですから、いきなり話せたり、書けたりすることはできませんし、「聞く」のも難しいでしょう。最初から勉強するときは「読む」から始めることがもっとも簡単なのです。

 でも、やっぱり洋書を読むなんて難しい…と思う人も多いはず。ここで宇都出さんは「文脈力」を活用することを勧めます。
 これは、細かい単語の意味は分からなくても、文章の全体の意味や流れを把握し、分からなかった部分を推測しながら読んでいく力。単語だけを覚えたり、型にはまった文法を暗記している旧来型の勉強方法ではあまり使いません。そこに、分からないところでいちいち止まらず、繰り返し何度も読んで内容を理解していくことで、より確実に本を読み進めることができるようになるというわけです。これを宇都出さんは「トップダウン・スパイラル法」と呼んでいます。

 また、英文の和訳をする際に、私たちは二つのムダをおこなっていると指摘します。
 一つは英文を読んだとき、日本語の文法に沿って訳してしまうこと。つまり“I love you”であれば、「私は、愛す、あなたを」ではなく「私は、あなたを愛す」としまうこと。もう一つは、「日本語にする」ということ。“I love you”を「Iは、loveする、you」といったように、単語自体を英語のままで意味をつかむことができれば、わざわざ日本語に変換しないということです。
 こうした「ムダ」を省いていくことで、さらに楽に読めるようになっていくはずです。

 宇都出さんの著書『使える英語は「読む」から身につく英語楽読法』(大和書房/刊)は、日本でも大ベストセラーとなった『スタンフォードの自分を変える教室』(大和書房/刊)の原書“The Willpower Instinct”などをピックアップしながら、ビジネス洋書を読みながら英語を習得するための方法を伝授します。

 原書のページを開いた瞬間、英語がぎっしりと詰まっていて「ウワッ」と感じるかも知れませんが、慣れてくると、意外と読めてしまうもの。英語の勉強が苦手な方は、まず一冊、試してみてもいいかも知れませんよ。また、値段面から言えば、英字新聞ならそんなに高くもないので、実践してみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)



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