スーツが似合う体をつくる通勤エクササイズ

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 不規則な生活に乱れやすい食事。いつの間にか体には余計な肉が付いていた。そんな悩みを抱えているビジネスパーソンは多いだろう。下手をすると、それまで着られたスーツが合わなくなったりすることもある。
では、スーツに合う肉体作りをするにはどうすればいいのか?
 ここはスーツを颯爽と着こなす人物の意見を参考にしてみるのが一番だろう。ということで、元格闘家で現在はタレントや著述活動など幅広く活躍している須藤元気さんの『DVDつき 須藤元気のオフィス・トレーニング』(主婦の友社/刊)をのぞいてみた。

 須藤さんは、スーツを着てロボットのようなダンスを踊るグループ「WORLD ORDER」を率いており、そのパフォーマンスは世界から注目を浴びている。スーツ姿でしなやかな動きを見せる須藤さんたちのダンスは一見の価値ありだが、どうしたらあんなにスーツが似合う体を手に入れることができるのだろうか?

 まず、須藤さんはスーツの似合う体の第一条件として「大胸筋が発達していること」をあげる。そして、胸元や肩はがっしり、腹や脚はすっきり引き締まった逆三角形体形がベストだという。
逆三角形で、お腹はすっきり…。確かにこれは男性にとって理想的な身体だ。
 だが、このような体形を手に入れるために。やはり過酷なトレーニングが必要なのではないだろうか。須藤さんが本書で紹介しているのは、通勤時や仕事の隙間時間に十分できる“オフィス・トレーニング”だ。

 例えば、通勤時に電車内で立ったままできるトレーニングがある。
 まずは「ドローイング」。これはできる限りお腹を凹ませ、その状態をできるだけキープする。へそと背中がくっつく感じに意識するといいだろう。また、背筋はピンと伸ばし、肛門を締めよう。時間は、まずは10秒ほどからスタートし、徐々に20秒ほどまで増やしていく。へこませている間は普通に呼吸するが、空気は鼻から吸って口から吐くようにしよう。体幹部に刺激を与え、腹を引き締める効果が期待できる。
 続いて、「シュラッグ」は手に持っているカバンをダンベル代わりにして、増帽筋(肩から背中の筋肉)を鍛えるエクササイズ。気をつけの姿勢から、カバンを持っているほうの肩を、息を吸いながら耳まで持ち上げるようにすぼめて、10秒キープする。肩こり解消につながることもある。
 他にも少し空きスペースところでやりたい「サイドベント」や、つり革につかまってできる「つり革スピネイトアームカール」などが紹介されている。

 オフィスでできるトレーニングも、始業開始前や終業後などのわずか5分もあれば十分できるものばかりで少しずつ身体を改善していくことができる。オフィスチェアに座ったまま上体を倒し、同時に太ももを持ち上げて膝を胸に近づける「ニートゥチェスト」は、自分の太ももを負荷として利用するトレーニングで初心者には10回でもきついと思われるが、腹筋強化に効果的だそうだ。特別な道具がなくても毎日でき、かつ、スーツ姿でも汗をかきにくいトレーニングを、須藤さんは提案している。
 スーツをきれいに着こなせているビジネスパーソンは、なぜか仕事もデキるように見えてしまうもの。ちょっとお腹が出てきたかな? と思っている人は、オフィスや通勤電車での5分間のトレーニングから始めてはいかがだろう。
(新刊JP編集部)



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