『STUDIO MUSIX』メインMC May’nインタビュー 「今年もみんなと一緒に音楽やライブを作って行きたい」

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May'n

13歳の時に受けたオーディションで圧倒的な歌唱力を披露しデビュー。2008年テレビアニメ『マクロスF』にて銀河の歌姫シェリル・ノームの歌を担当し大ブレイク。
国内外でのライブを精力的に行っており、2010年、2011年と2年連続で日本武道館単独コンサートを開催しチケットは即日完売、また2度の単独アジアツアーの他、ヨーロッパ、アメリカでのライブも展開している。
2012年には自身初となる横浜アリーナ単独公演、さらにはアメリカ、中国、ドイツ、フランス、韓国、香港など6カ国10公演を含む全34公演のワールドツアー『ROCK YOUR BEATS』を開催し大成功を収めた。
2013年もその勢いは止まらず、3月には3度目となる日本武道館コンサートMay’n Special Concert 2013「MIC-A-MANIA」を開催!さらに5月からは初のアコースティックライブツアーを行うなど、2013年も圧倒的な歌唱力と伸びのあるハイトーンヴォイスで人々を魅了し続ける。

——今回で『STUDIO MUSIX』は22回目を迎えるわけですが、これまで番組MCをされてみていかがですか?

May’n:22回目……。実感が無いです。出演してくださるアーティストの方とはライブイベントなどでご一緒させていただくことはあっても、ゆっくりとお話する機会がありませんでしたが、この番組を通してお話させていただく機会が増えました。番組で初めてお会いした方もいますし、私にとっていろいろな出会いをいただける番組です。

——特に印象に残っている回はありますか?

May’n:茅原実里さんがゲストに来てくださった一番最初の回です。音楽番組の司会は初めてでしたし、初回放送ということで私自身とても緊張していて、どういうふうに喋ろうか、どういう事を聞けばいいのかなと本当に不安でした。茅原さんとは以前からいろいろな場所でご一緒させていただいていて、いつも優しく接してくださる先輩だったので、茅原実里さんだからこそ緊張しないで一回目の収録を終えることができたんだと思っています。

——May’nさんはラジオパーソナリティやニコ生などもされていますが、May’nさんの中でどのように違いがあるのでしょうか?

May’n:普段お友達とおしゃべりするのはすごく好きなのですが、テレビやラジオなどでMay’nとしてお話する時は「思っていることをどんな言葉で伝えたらいいのだろう」と考えてしまい、毎回緊張してしまいます。私は自分の中にある“伝えたいもの”を歌で表現したいと思い歌ってきたので、言葉で表現することが最初はとても難しかったです。今はラジオやSTUDIO MUSIXなどの経験を通して、言葉でももっともっと伝えたいという想いが強くなってきました。

——元々しゃべることが好きだったんですか?

May’n:お友達としゃべるのは好きなのですが、どちらかというと聞き役なので、司会として自分から話しを進めていくことが最初は難しかったです。最近は直ってきたのですが人見知りなので、番組でも初対面の方がゲストの時はすごく緊張していました。

——普段の自分とMay’nとの違いというのはどういうところなのでしょうか?

May’n:普段は思っていることを一言で言ってしまいます。例えば美味しいものを食べたときは「美味しいな」、素敵な曲を聞いたときは「いい曲だな」と。「料理のここが美味しい」、「曲のこういうところが好き」と言うのではなく、スイッチが入っていないときは言葉を膨らませず一言で終わらせてしまいます。
ボキャブラリーをもっと増やして、もっともっと深くみなさんに思っていることを伝えたいと常に思っているのですが・・・。

May'n

——STUDIOMUSIXはいろいろなゲストの方がきてトークとライブが楽しめる番組だと思いますが、オススメのポイントはどこですか?

May’n:一番のポイントは、生バンドで楽曲をフルコーラスで聴けることだと思います。アーティストの方の楽曲ももちろんフルコーラスで聴けますし、私も毎月フルコーラスで歌わせていただいています。ライブでもあまり歌わない曲も歌っているので貴重かなと思います。

——番組では様々なトークが聞けると思うのですが、May’nさんが今ハマっているものはありますか?

May’n:最近、漫画にハマってます。『坂本ですが』という漫画なのですが、とてもおもしろいです(笑)。

——漫画は読まれるんですか?

May’n:普段はあまり読まないのですが、本がすごく好きなので本屋にはよく行きます。
『坂本ですが』は本を買っていた時に近くにあり、「面白そう」と思い読み始めました。

——どういう漫画なんですか?

May’n:頭も良くて身体能力も良い、真面目なメガネ男子が主人公なのですが、彼はとてもクールで。例えば蜂が飛んでいたらコンパスでプスっと刺して「勉強を続けましょう」と言ってしまう(笑)。そういうシュールなものが好きです。

——本はどういう作品を読まれるんですか?

May’n:好きな作家は重松清さんと東野圭吾さんです。重松さんが一番好きなのです
が、当たり前すぎて気づかなかったことを重松さんの作品を読むと思い出します。
ごはんを食べている時の描写でも、食事している時に確かにこう感じることってあるなと思い出したり。日記にも描かないような些細なことを本で描写されているので、私も重松さんのように恋愛や普通の悩みだけではなく、色々な部分で感情移入してもらえるような楽曲を歌っていきたいなと思います。

May'n

——先日開催された武道館でのコンサートはいかがでしたか?

May’n:久しぶりに日本武道館でコンサートをさせていただいたのですが、今回は通常のバンドに加えて、ストリングス20名、コーラス50名という豪華な編成でコンサートをさせていただきました。
リハーサルの時点で素晴らしいステージになると確信していたのですが、早くみなさんに観てもらいたいという自分自身の高揚感や最高のステージを届けたいというプレッシャーから、私自信とても緊張していました。
いざ武道館のステージに立ってみると観客のみなさんがとても近く、「みんなが近くにいてくれて安心する!」という気持ちで一曲目から歌えたのをすごく覚えています。
二曲目に幕が落ちてストリングスとコーラスが登場したのですが、そこでみんなの歓声を聞いた時に、みんなに見てもらえて本当に良かったと思いました。
毎回思うことですが、レコーディングで完成した曲も、リハーサルで一度完成したライブも、観客のみなさんと一緒に作ることによって、自分が想像していた以上のものになります。今後も音楽やライブをみなさんと一緒に作っていきたいなと改めて感じました。

——ファンの方の目の前で歌うのと、収録で歌うのとでは違いますか?

May’n:やはり違います。一番自分らしくいられるというか、安心して歌える場所はファンのみなさんがいてくれるライブです。
STUDIO MUSIXはライブっぽさを画面を通してみなさんにお伝えできる歌番組だと思うので、ファンの方を感じながら歌っています。何度も番組で歌わせていただいているので、最近は「テレビ収録だ」という緊張はまったくなく、楽しく歌わせていただいています。

——今年、スコアブックを発売されるなど新しい試みがあったと思うのですが、今後の活動のご予定を教えて下さい。

May’n:2月にスコアブック、3月3日には昨年初めて行ったワールドツアーの様子を収めたMay’n World Tour2012 ROCK YOUR BEATS documentary film DVDを発売しました。
ワールドツアーでは日本と同じ内容でライブを行なったのですが、日本と同じように笑顔でひとつになれたんです。日本と海外では触れている文化や言葉は違いますが、日本と同じように日本語で歌って、同じように笑顔になれるということをファンの方を含め、たくさんの方に届けられたらと思い発売させていただきました。
5月にはニューシングル『Run・Real・Run』も発売しますので、みなさんにいろいろな形で作品を発表できることをすごく嬉しく思っています。

——5月にはアコーステックツアーがはじまりますが、どういったライブなのでしょうか?

May’n:アコースティックライブは以前も行なったことがあり、またライブの中のコーナーとしてアレンジしたものを披露したこともあるのですが、好評をいただいていたので、今回はツアーとしてじっくり聴いていただくスタイルでのアコーステックライブをお届けしたいなと思います。
いつも「その場でしか作れない音」を追求してライブを行なっているのですが、アコーステックだとより生の音を感じていただけるのではないかと思います。アコーステックですが、いつも通り元気な曲も、ROCKな曲も披露していきたいなと思っています。

——読者にメッセージをお願いします。

May’n:毎月お届けしているSTUDIO MUSIXの4月7日のゲストはfripSideさんです。fripSideさんの楽曲も素晴らしくて大好きだったので、いろいろなお話をさせて頂きました。私自身も毎回スタジオライブという形でいろいろな楽曲を披露させていただいています。なかなかテレビでは歌わない貴重な楽曲も披露していますので、ぜひMay’nファンも楽しみに見ていただけたらなと思います。

——ありがとうございました!

5月8日には7枚目のシングル『Run・Real・Run』が発売されるMay’nさん。この曲はテレビドラマ『リアル鬼ごっこ THE ORIGIN』の主題歌となっており、ドラマのテーマとなっている“鬼ごっこ”のような鬼気迫る感じや狂気、そして疾走感のある楽曲となっているようだ。May’nさんは「この楽曲を早くみなさんと一緒にライブで歌いたい」と話しており、オンエアが待ち遠しい。『リアル鬼ごっこ THE ORIGIN』放送は4月9日からテレビ埼玉、テレビ神奈川、千葉テレビほかで放送開始。

May'n

May’n Official Site
http://mayn.jp
STUDIO MUSIX公式サイト
http://www.animax.co.jp/special/studiomusix/[リンク]

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srbn

ネットで流行っているものを追いかけていたら、いつの間にかアニメ好きになっていました。 http://com.nicovideo.jp/community/co621

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